
こんな悩みに楽器歴24年の私(ねるね)が解説。
ピアノを始めることに興味はあるけれど、何から手をつけていいか分からない。
大人になってから始めるピアノ、実際に上手くいくものなのか心配…そんなあなたの疑問や不安に、私、ねるね(楽器歴24年)がお答えします!
実は、大人からピアノをスタートする人は意外と多いんですよ。
でも、初めての一歩って不安がいっぱいですよね。
この記事では、こんなことを解説。
私の24年間の経験と、X【Twitter】で実施したアンケートを元に、確かな情報をお届けします。
ピアノを始める一歩を踏み出すあなたを、全力でサポートします。

一緒に楽しく学んでいきましょう!
ピアノの始め方|チェックすべき4ステップ
ピアノを始めるにあたって重要なのは、スタートの方法をしっかり把握すること。
ここで紹介する4つのステップ是非チェックしてください。

下記で詳しく解説。
【手順1】「なぜピアノ?」その目的を明確に。
ピアノを趣味で始スタートする前に「なぜピアノを弾きたいのか?」を考えましょう。
その理由は、目的によって必要なピアノやレッスンが変わってくるから。

趣味でピアノを始めたい人と、プロを目指す人では、選ぶべきピアノや教室が異なります。
趣味でやりたいのにガチガチにスパルタでレッスン料がとてもお高い音楽教室でレッスンを受けるのはハッキリ言って無駄。
趣味なら、価格なリーズナブルなピアノと気軽に楽しめる音楽教室を選ぶ方がいいです。
目的を明確にすることで、後々無駄な出費や時間を省くことができます。
人との交流のためにピアノを始める人は多い
ピアノを弾く楽しみ、それはメロディだけではなく、人との交流にも広がります。
一体どれだけの人が、「人とつながるため」にピアノを始めるのでしょうか。
私(ねるね)がXで行ったアンケートでは、7名中3名が「人との交流」をピアノ開始の理由と回答しました。
楽器初心者のためのブログ作りに役立てたいです!
— ねるね@バイオリン人口を増やしたい! (@neruneblog) October 7, 2023
以下の質問に答えて頂けますか??
【ピアノを弾ける方で、ピアノを始めた目的は?理由は?】
楽器初心者の方、上級者の方、プロの方の色んな意見が聞きたいです。
コメント欄に理由を書いてくれると嬉しいです🐶
私自身もピアノを24年弾いてきて感じるのは、音楽を通して築ける人との絆の大切さ。
ピアノは、年齢や立場、性別を問わず、多くの人と心を通わせる素敵な手段になります。
どんな出会いと感動があなたを待っているのかワクワクさせるのがピアノの良さです。
【手順2】定期レッスンを受ける音楽教室を探す
ピアノを始める初心者には、音楽教室がオススメです。
なぜなら、専門の指導には以下のメリットがあるから。
具体的な独学の困難さは『楽器初心者の独学は無理|解決策はやっぱりアレだった、、、?』で詳しく解説。
また、どの音楽教室を選ぶかは大切なポイント。
『音楽教室おすすめランキング16社徹底比較』を参考にして、あなたにピッタリの場所を見つけましょう。
安心のスタートを切るため、専門の指導を受ける道を選んでくださいね。
【手順3】ピアノを選ぶ
ピアノを選ぶ際、大切なのはプロと一緒に選ぶこと。
特に、初心者は楽器の良し悪しを正確に判断するのが難しいため、専門家のアドバイスが非常に価値あるものになります。
例えば、自分の体調が悪いとき、正確な診断を得るために医者に行くのと同じ理由。

楽器も、専門家でないと楽器の特性を正しく判断できないからなのです。
初心者が一人でピアノを選ぶのは、素人が複雑な病状を自己診断するのと同じリスクを抱えています。
そこで役立つのが、音楽教室のプロの先生です。
音楽教室に参加し、先生と繋がることで、適切なアドバイスをもらい、あなたにぴったりのピアノを見つける手助けをしてもらいましょう。
ピアノは楽器店で選ぶ
ピアノ選びは面白くも難しい。
それぞれの楽器には独自の個性があるからこそ、実物を見て、触れて、音を確かめながら選びたいもの。

そこで大切なのが、楽器店での購入です。
ネット購入の便利さは魅力的ですが、音の確認ができないこと、そして何よりもプロのアドバイスが直接もらえないのは大きなデメリット。
先ほどお話したように、プロの先生と一緒に楽器を選ぶことで、失敗するリスクをグッと減らせます。
先生もきっと楽器店での購入をおすすめしてくれるはず。
一緒に楽器店へ足を運んで、あなたにぴったりのピアノを見つけましょう。
備品を揃える
ピアノを始める際、基本的な備品として
・メトロノーム
・教則本
があります。
メトロノームは、正確なリズムで演奏をサポートしてくれます。
ちなみに、メトロノームは『本気でおすすめな無料メトロノームアプリ5選!』で解説していますので、ぜひご覧ください。
教則本については特に注意が必要で、上記で解説した音楽教室の講師の指示に従って選ぶのが賢明です。
独自で購入すると、不適切な教材を選んでしまう可能性がありますので、講師のアドバイスをもとに、適した教材を選びましょう。
準備が整ったらピアノにチャレンジしよう
「手順1」から「手順3」まで整ったあなたは、ピアノ開始の準備がバッチリです。
さて、それでは一緒に手順を振り返りましょう。
初めてピアノを始めるあなたが感じる、そのワクワクと少しの不安。
それは、私(ねるね)も経験しています。
大人になってから楽器を始めた私ですが、音楽の世界はいつ始めても楽しめます。
それでは、次に初心者からピアノを始めた人の体験談をお話ししますので、是非続けてご覧くださいね。
初心者でピアノを始めた人の体験談
ここでは私が24年の楽器経験の中で出会った人たちの体験談をお話しします。
育児の傍らピアノを始めた35歳の主婦の話
妊娠をきっかけにテニスサークルを卒業した友人の話を聞きました。
テニスを通じての人間関係やスポーツの楽しみが大きかった彼女は、子供が幼稚園に通い始めたタイミングで、新しい趣味を探し始めました。

そんなある日、YouTubeでストリートピアノの動画に出会った。
その魅力に引き込まれた彼女は、「私もこれをやってみたい!」と音楽教室への入会を決意。
ピアノの経験はゼロだった彼女も、継続的な練習の結果、「バッハのメヌエット」を心を込めて弾くことができるように。
そして、ピアノを通じての新しい友情も芽生え、今ではその日々を充実して過ごしていると言います。
仕事でメンタル激病みだったがピアノで救われた話
私の友人は20代の時、多忙な銀行員として日々を過ごしていました。
その上、上司からの厳しい指導に心が疲れていたのです。
私自身、以前音楽の力で心が癒された経験があったため、彼にピアノを試してみるよう勧めました。

音楽は気持ちをリセットしてくれると感じていたからです。
驚くことに、ピアノを始めてから友人の様子がどんどん明るくなっていきました。
彼曰く、
「仕事でつらい時も、ピアノがあることで心の逃げ場所ができた。」
それだけでなく、ピアノを通じて得た安らぎや自信が、仕事場での彼の態度や雰囲気を変え、次第に厳しい指導も少なくなっていったと言っていました。
仕事を引退の後の虚しさを埋めてくれたピアノ
仕事を終えた後、私の知人は何に打ち込むべきかを迷っていました。
定年退職を迎え、それまでの忙しい日々とは一変し、時間が持て余していたのです。
そんな彼に、ピアノを試してみることを提案しました。

彼がピアノに触れ始めてから、彼の日常に変化が訪れました。
音楽と向き合うことで、新しい挑戦と楽しさを感じている様子でした。
退職後の趣味として、多くの人がゴルフを選ぶかもしれません。
しかし彼にとって、ピアノはそれ以上の価値を持つものとなりました。
精密な指の動きや、楽曲の解釈は頭を鍛える良い機会となり、日々の活動としても彼の健康に良い影響をもたらしているようです。
大人からでも上達できるのか
大人になってからピアノを学び始めることに、疑問や不安を抱える方は少なくないでしょう。
実際、「大人になってからの新しい挑戦は難しいのでは?」という疑念も理解できます。
しかし、ピアノを大人から始めることには確かなメリットが存在します。
自発的な練習の動機
子供の頃は親や先生の指示が主でしたが、大人になれば自らの意志で練習をするため、動機付けが明確です。
これは学びの質を向上させる大きな要因となります。
練習の自己管理能力
仕事や家事、日常生活の中での経験は、ピアノの練習にも役立ちます。
自分の時間を有効に使うスキルや、計画的に進める能力は、練習の効率を格段に上げます。
論理的な練習方法
大人は問題解決のスキルが養われていることが多く、困難な楽曲や技術的な課題に遭遇した際に、論理的にその原因と解決策を考えることができます。
このように、子供の頃の学びとは異なる角度でのアプローチが、大人からのピアノ学びの魅力です。
私自身も大人になってから楽器にチャレンジし、その成果や喜びを実感しています。
詳しい経験や、他の方々の体験談については、『社会人で楽器を始めて上達できる?63人のアンケート結果を踏まえ解説』にて詳しく紹介しています。
大人からのピアノ、新しい世界への一歩
大人からのピアノ学びは、ただの技術習得だけでなく、新しい世界や人々とのつながりをもたらしてくれる素晴らしい経験となります。
上達する喜び、音楽を通じたコミュニケーション、自分を表現する手段としてのピアノ、これらを大人の視点で楽しむことができるのです。
ピアノは独学でいけるのか
ピアノを独学で学ぶことは、基本的にはオススメしません。
その理由にはいくつかのポイントがあります。
正しい技術の習得:正しい指の形やピアノの座り方など、基本的な技術を最初からきちんと学ぶことは非常に大切です。
間違った方法で始めてしまうと、後で修正するのは大変。
効果的な練習方法
一人でどう練習を進めるべきか、何を重点的に見るべきかを知るのは難しい。
プロの先生には、効果的な練習方法をアドバイスしてもらうことができます。
モチベーションの維持
一人で練習を続けるのは、特に困難な局面ではモチベーションを保つのが大変。
適切なフィードバックや激励は、続ける力になります。
安全な演奏
誤ったテクニックは、将来的に身体へのダメージをもたらす可能性も。
正しい演奏法を学ぶことで怪我のリスクを避けましょう。
専門の先生から直接学んだり、時には他の生徒と一緒に学んだりすることで、安全かつ効率的に上達できるルートを選ぶことは、長い目で見て非常に価値のある投資になります。
まとめ
ピアノの始め方を4つのステップで紹介しました。
独学での練習は避け、プロの指導のもとで学ぶことが大切です。
その理由は、独学だけでは効率的に上達するのが難しいから。
でも、どの音楽教室を選べばいいのか、迷っていませんか?
これらの疑問に答えるために、私は『音楽教室おすすめランキング16社徹底比較』を作成しました。
その中身を少しだけお見せします。
選ばれた16の音楽教室、それぞれには特色があります。
専門家の意見をもとに、どの教室がどのような特徴を持って費用対効果を重視し、どの教室が一番あなたのお金の価値があるのかを比較。
高い教室が良いとは限りません。
実際にその教室で学んでいる生徒たちの声を紹介。
実体験に基づいた情報がどれだけ貴重か、あなたも感じてください。
この情報を手に入れることで、あなたもピアノの学びを次のレベルに引き上げることができます。
そして、あなたの音楽人生がより豊かに、より楽しくなること間違いなしです。
興味が湧いたら、『音楽教室おすすめランキング16社徹底比較』をぜひチェックしてみてください。
選ぶ楽しさ、学ぶ喜び、すべてを最大限に感じることができるのは、情報が整理されているからこそ。

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