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【譜読みのやり方】音楽理論、知識がなくても大丈夫!?

バイオリン

曲を練習したいんだけど、譜読みのやり方、曲のさらい方がわからないよ、コツみたいなのはないのかなぁ。


結論として、譜読みのコツは

✔︎曲の全体像、流れを把握する
✔︎ゆっくりのテンポから練習をする

これらがシンプルな大枠であり、本質であり、譜読みの近道です。


本記事の信頼性
ねるね

✅音楽歴26年
✅バイオリン歴20年のレイトスターター


この記事を書いているわたしはバイオリン歴20年のレイトスターターです。年間360日練習を20年間続けてきました。その経験を生かしてレイトスターター向けの記事を書いています。

今回は譜読みのやり方、曲のさらい方のコツをテーマでお話していきます。

譜読みは最初はものすごく時間がかかりますが、焦ってテキトーに練習してはもったいないです。


上記のことをコツコツ積み上げていけば譜読みのスピードは早くなり、初見演奏の力もついていきます。


以下、深掘り解説していくので、譜読み、曲のサライ方のコツを知りたい方は是非さいごまで読んでみてください。

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譜読みの取り掛かりはカラオケ演奏から

譜読みの本質というかいちばん大事なことは曲の全体像や流れを理解することです。


なぜなら、曲の全体像を理解するかしないかで曲の習得スピードに雲泥の差が開いてくるからです。


では、音楽理論や知識がない状態でどう理解するのかというと

練習する楽譜の曲を聴きまくることです。

サイドテーブルの横にいくつかのギター

それだけでいいの?って思われるかもしれせんが、

ただ聴くだけでは意味ないです。

曲の流れを身体に馴染ませるんです。

そのために有効なやり方が

カラオケ演奏です。

譜読みはカラオケ演奏が効果的

やり方としたては、

・譜読みしたい曲を流して、音をかぶせて一緒に演奏する。

というものです。

カラオケ演奏の何が良いかというと、普通に楽譜を眺めて曲を聴くやり方よりも何十倍も曲が頭の中に入ってくるからです。

カラオケ演奏は全くついていけなくてもオッケー

芝生の上のジャズアコースティックギター

全体の5%しか弾けなくてもいいやという感じで、

曲に必死で食らいつくことです。

この食らいつく行為が、積極的に曲を頭に入れようと作用して

結果的に曲の流れが理解しやすくなります。

片耳イヤホンでやると効果的

わたしは近所迷惑になったらいけないと思い、片耳イヤホンでやっていました。

昔はCDとかをいちいち買ってやらなければいけなかったんですが、

いまは色んな音楽がYouTubeで無料で聴けます。

いい時代になったのでそれを積極的に利用しない手はないです。

音符をドレミファ読みで歌う

 

これも重要です。

ゆっくりのテンポから練習することが大事

曲をフレーズごとにゆっくりのテンポからドレミファで歌っていきます。

例えば、

【カエルの歌】

だと、

カーえールーノーウーターガー

が1フレーズです。

この1フレーズを自分がドレミファで余裕で歌えるテンポからメトロノームを使って歌う練習です。

歌詞, メトロノーム, ペース, シート音楽, 注意, 音楽, 計測器, ピアニスト, ミュージシャン

ドレミファで表すと、

ドーレーミーファーミーレードー♪

となります。

テンポを少しずつあげていき慣らしていく

ゆっくりのテンポで歌えたら、テンポを少しあげます。

この上げ幅はご自身の好きな上げ幅でいいです。

そして、曲の正しいテンポまで徐々にテンポをあげていき

気付いたら歌えるようになっています。

ゆっくりから徐々に慣らしていくのが近道

Man playing guitar outside

なんか、これだけ聞くとめっちゃ遠回りのように感じるかもしれません。

ですが、音楽はこのゆっくり練習していくことが一番の近道なんです。

柔軟体操と一緒で、いきなりボキボキいいいーーと身体を折っても痛いだけですよね。


音楽も一緒です。

徐々に徐々にーです。

いきなりゴリゴリ曲を練習するのはやめた方がいいです。

楽器を弾く前に口で歌うことはすごく大事

ミュージシャン, 国の歌, バンジョー, ウクレレ, ギター, アコースティック ギター, 楽器, 音楽

でもこの段階でまだ楽器を触っていなく口だけで歌っている状態ですよね笑。

ゆっくり練習することと同じくらい、この口で歌うっていうこともめちゃめちゃ大事なんです。


この練習の狙いは、

音(耳)=音符(目)=音の名前(頭)

この三つをリンクさせることです。

つまり、耳で聞いて目で見て頭で理解する。

これのコンボ技ですね。

サックス, 音楽を, 音楽, 金, 光沢, Notenblatt, キー, 楽器, セクション, 反射

音だけで練習するよりも(耳コピ)、目だけで練習するよりも(音符や音程などの知識)、その2つにプラス頭で考えながらフレーズを理解するということが大事なんです。


そうすることの利点、

・指が回りやすくなる
・音程がとりやすくなる
・初見力がつく

なので歌うことはすごく大事です。

譜読みは楽器でゆっくりのテンポから練習する

上記のことをやってきて、やっとこさ楽器を弾いてみましょう。

流れは上記の、

【音符をドレミファで読む】

と一緒のやり方です。

口で歌っていた手順をそのまま楽器で弾いてみます。

このときに上記で書いた、

音=音符=音の名前

がバイオリンの音とリンクして、すごく弾きやすくなっているハズです。

何もドレミファで歌わずに楽器を練習する場合と比較しても3倍ぐらいの弾きやすさになっていると思います。


すごく地道な譜読み練習ですが、この積み重ねが後々かならず生きてくるので

コツコツ譜読み練習を積み重ねていきましょう。

まとめ;譜読みは最初はコツコツ積み上げる

今回は譜読みのやり方、コツ、曲のさらい方などのお話をさせて頂きました。

本記事の内容を要約します。

✅譜読みのコツは
①曲の全体像、流れを把握する
②ゆっくりのテンポから練習をする
・譜読みの取り掛かりはカラオケ演奏が効果的
・音符をドレミファ読みで歌う
・譜読みは楽器でゆっくりのテンポから練習する

こんな感じです。

また、独学だと自信ないとなればプロのレッスンを受けることをおすすめします。

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譜読みや曲をさらうのに近道はありません。

ですがコツコツ積み上げていけば、

譜読みが早くなったり初見ができるようになっていきます。

そのために焦らずゆっくり譜読み練習を行っていくのがすごく大事ですね。

以上です!

このブログではバイオリンを中心に音楽が役立つ知識を発信していこうと思っています。

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それではまたー

(完)

プロフィール

音楽歴26年これまでに30人以上のプロの音楽家に指導頂いてきました。活動は主にオーケストラのバイオリン演奏員。メインジャンル;クラシック。その他;アイリッシュ、ジプシージャズなど。国内コンクール多数参加。演奏技術レベル;野球でいうところの社会人野球レベルです。※記事の趣旨;26年で培った音楽の知恵、経験を元に学生オケ初心者、レイトスターター向けに練習方法、音楽マインドの解説に特化した記事です。

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