こんな悩みに楽器歴24年の私(ねるね)が解説。
みなさんは大人になって楽器を始める人に対してどう思いますか?
ちなみに私(ねるね)も大人から楽器を始めたんですが、当初、大人から楽器を始めたら人からどう思われるのかな、、、?
と気になっていました。
そんなことで、この記事では実際に大人になって楽器を始める人に対して世間一般ではどのように思われているか調査を実施。
どのように調査したかといと、Twitterでアンケートをとりました。(私の24年間の体験談も書いてあります)
この記事を読めば、「大人から楽器を始める人に対してどう思われているのか」がたった3分で理解できます。
今すぐこの記事を一緒に見ていきましょう!
「大人になって楽器を始める人に対してムカつくか」アンケート実施
「大人から楽器を始めた人に対してムカつきますか?」という内容でTwitterでアンケートをとりました。
結果は、
Q大人から楽器を始めた人に対してムカつきますか?
51人が回答
ムカつく→2人
特に何も思わない→20人
尊敬できる→29人
https://twitter.com/neruneblog/status/1652443800755933185
ブログ作成のネタに困っています。
— ねるね@バイオリン人口を増やしたい! (@neruneblog) April 29, 2023
アンケートに答えて頂けないでしょうか。
テーマは、
【大人から楽器を始めた人に対してムカつきますか?】
楽器未経験の方、楽器初心者から上級者、プロの方様々な方からの意見が知りたいです。
理由をコメントしてくれたら嬉しい🐶
(※Twitter表示はパーセンテージ表記なため、小数点以下の数値が高い順に繰り上げて人数を算出しています。)
なんと、大部分の方が尊敬できると答えていました。
「ムカつく」と答えた人は2人。
ちなみに私(ねるね)は楽器歴24年なんですが、この24年の間に私が大人から楽器を始めているという理由でディスられたことは一回もなかったです。
上記のアンケートのように、そもそも大人から楽器を始める人に対して「ムカつく」と思っている人は51人中2人だけと少ない人数です。
仮にその少ない人数の中で他人に面と向かって、
楽器を大人から始めたんですね?私はそんなあなたに対してムカつきます
って言う人は現実的にほとんどいないでしょう。
アンケート結果より、大人から楽器を始める人に対して、半分以上の方が「尊敬できる」と思われているという現実を大切にすべきです。
本当に尊敬されるぐらい楽器は上達できるのかな、、、。
そう気になる方は『社会人で楽器を始めて上達できる?63人のアンケート結果を踏まえ解説』で大人でも楽器は上達できるということを確認してみてください。
大人から楽器を始めることに対して負の感情をもつ人も一定数いる
上記のアンケートでは、大人から楽器を始めることに対して全体の3.9%の人が「ムカつく」という感情を持っていることが判明しました。
私たちは人間として、少数の否定的な意見に影響を受けることは避けられません。
2人に1人から不快感を持たれるのは、ちょっと気分が良くないなぁ
と思うこともあるでしょう。
しかし、大人が楽器を始めることに対して「不快だ」と感じる人たちが、具体的にどの部分に対してそのような感情を持っているのかを理解することは大切。
以下では大人から楽器を始めても上達できないと主張する人の言い分を見ていきましょう。
「大人から楽器を始めても上達できない」と主張する人の言い分
「大人から楽器を始めても上達しない」と主張する人は一定数います。
たしかにその主張も一理あるでしょう。
それらの人が、大人が楽器を始めても上達しないと感じる理由は、いくつかの要素が関係しています。
主な要素は以下の4点
子供の脳は大人よりも柔軟性があり、上達しやすいという事実
学習能力には、子供と大人とでは大きな違いがあります。
とりわけ、子供の脳は柔軟で新しい情報を素早く吸収する特性がある。
この特性は新しい楽器を学ぶ上で大きなアドバンテージとなります。
一方、大人の脳は一度形成された知識構造が固定化しやすく、新たな情報を吸収するのは少々難しくなります。
これは、大人が新しい楽器を習得しようとする時に遭遇する難しさの一つと言えます。
大人は忙しい事が多く、子供に比べて練習時間が少なくなる傾向がある
現代の大人はいつも時間に追われています。
仕事や社交、家族との時間など、終わることのない仕事が待っています。
わずかに得られる休憩時間で趣味を楽しむのですが、それが必ずしも音楽だけであるとは限らない。
ゲーム、スポーツ観戦、ギャンブル、お酒など、人によって趣味はさまざまです。
しかし、子供たちは状況が異なります。
学校や幼稚園から帰宅後、夕食までの約2〜4時間の自由時間を音楽練習に利用可能。
大人と子供では、これらの利用可能な練習時間の差が楽器の上達速度に大きな影響を及ぼすのです。
大人は無理に独学をしようとして失敗する
三つ目は、練習の方法や効果の違い。
子どもは独学をやる機会があまりなく、レッスンの機会が多いことです。
でも、大人は独学することが多いため効果的な練習方法がわからず、練習効率が悪くなる傾向がある。
もちろん大人から音楽教室に通う方もたくさんいます。
でも相対的に先生に習うという選択をとる事が多い子供の方が大人より上達しやすい側面があります。
大人の方が完璧主義の人が多く、挫折しやすい
最後に、大人は自分のことを厳しく評価してしまいがちで、実際には上達しているのに、上達していないと感じることがあります。
大人はなんか邪念が入ってしまいますもんね。
変にネガティブになってしまうというか、、、。
子供の方が純粋に音楽と向きあえる側面もあるにはあると思います。
ですが、ちゃんとした練習方法で頑張り続ければ、大人でも楽器が上達することは可能なんですよ。
ちゃんとした練習方法は音楽教室で教えてくれます。
『48人が証言!音楽(ピアノ)教室のメリットデメリットを完全解説』では音楽教室の良さを解説しています。
気になる方は見てみてください。
イライラさせる人にはどう対処する?
では、大人が楽器を始めることに対して否定的な人に対処する方法について考えてみましょう。
方法は以下。
無視
無視しましょう。
人の健全な趣味に対してイチャモンをつけてくる人はそもそもその人が終わっていますし、そんな人の意見を聞く必要はありません。
大人が楽器を始めるメリットを説明することが大切。
まず、大人が楽器を始める理由を説明することが大切。
楽器を始めることで、ストレス解消や自己成長が期待できること、また新しい友達を作ったり、プライベートでの楽しみを持ったりすることができることを伝えましょう。
音楽以外の事を疎かにしていない事を伝える
次に、大人が楽器を始めることが、他の大切なことを疎かにしているわけではないことを伝えましょう。
具体的には以下のようなこと
・音楽にふけるばかりではなくちゃんと仕事も頑張っていること
・家庭を大事にしており、趣味は二の次だということ
など。
仕事や家庭と上手く両立しながら、楽器の練習を行っていることを話すことが効果的です。
楽器は社会貢献できる事をアピール
さらに、大人が楽器を始めることで、社会に貢献できる点もアピールしましょう。
例えば、地域の音楽イベントに参加して、人々に楽しみを提供したり。
私(ねるね)の経験談でいえば、病院や老人ホーム、小学校、教会等で演奏したこともあり、大変感謝された思い出があります。
自分の楽器への頑張りや努力の経過を共有する
また、上達の過程を共有することも大切。
自分がどれだけ努力しているか、どのように上達しているかを見せることで、周りの人たちに理解を求めることができます。
否定的な意見があっても気にしないことが大切
最後に、大人が楽器を始めることに対して否定的な意見があっても、自分の楽しみや目標を大切にし、続けることが大切。
周りの意見に左右されず、自分のペースで楽器を楽しみましょう。
【私の体験談】大人から楽器を始めて本当に良かった
私(ねるね)は音楽歴24年。
大人から楽器を始めました。
この24年間で「大人から楽器を始めたこと」についてどんなことを言われてきたかを思い出しながら書きますね。
具体的には以下のような内容。
など。
あくまでも私はマイナスな言葉を投げかけられたことは24年間一度もありませんでした。
楽器歴24年間で「大人から楽器を始めたこと」について言われたことは
— ねるね@バイオリン人口を増やしたい! (@neruneblog) May 4, 2023
・大人からなのに上手だね
・大人から始めたとは思えない
・本当に大人から始めた?
・プロみたい
・ギャップがすごい
・予想の100倍すごかった
など。
マイナスな言葉を投げかけられたことは24年間一度もありませんでした🐶
大人から楽器を始めるとギャップ萌え発生
上記の言葉以外にもたくさんの褒め言葉をもらうんですけど、自分の自己肯定感がMAXにあがる言葉をチョイスしました。
音楽を全くやっていない人からすると、ちょっと楽器を軽々と簡単そうに弾くだけで「プロみたい!」と感激してくれます。
楽器ははんて美味しい趣味なんでしょう。
あと、私は普段へなちょこ人間なんで楽器を真剣に弾くだけで「ギャップ」が発生して感激されることがとても多いんです。
大人になって楽器を始めるメリット、デメリット
大人から楽器を始めた場合のメリットデメリットをまとめました。
・ストレス解消できる
・自己成長につながる
・頭を鍛えれる
・色々な出会いがある
・練習環境を整えるのがめんどくさい
・上達するまでに時間がかかる
・費用がかかる
詳しくは、『社会人で楽器を始めて上達できる?63人のアンケート結果を踏まえ解説』を良ければ見てみてください。
楽器の始め方
では実際に楽器を始める場合、どのような手順で始めたら良いのか。
以下の手順で始めます。
詳しくは、『迷わない!楽器の始め方を初心者のために3つの手順で解説』で解説しています。
良ければ見てみてくださいね。
大人から楽器を始めてプロになれる?
大人になってから楽器を始めることは、決して珍しいことではありません。
年齢を重ねてから始めることで、独自の視点や人生経験を音楽に取り入れることができます。
では、大人から楽器を始めてプロになれるのでしょうか?
実際には、大人から楽器を始めてもプロになることは可能。
音楽の世界では、年齢や経験だけでなく、練習や努力が大切です。
大人になってから始めたとしても、継続的に練習し、技術を向上させることで、プロのレベルに到達する人もいます。
私の音楽仲間でも実際に大人から始めてプロになった人はたくさん知っていますよ。
では、大人からプロになることで知っておくべきことを以下にまとめます。
音楽のプロの種類
音楽のプロの種類は演奏家だけではなく、作曲家やプロデューサー、音楽教育者といったたくさんの職業があります。
たとえ大人になってから楽器を始めたとしても、自分に合った分野でプロになれるチャンスがあるんですね。
つまり自分の才能や興味を見つけて、適切な分野で活躍することが大切。
音楽の世界は広く、楽器を始める年齢や経験に関わらずさまざまな道が開けるということが言えます。
子供と大人とではスタートラインが明確に違う
大人になってから楽器を始めると、子供のころから練習している人よりもスタートが遅くなります。
大人と子供とでは、単純に積み上げてきた練習時間の差があるから。
大人が子供に追いつくためには、たくさんの努力が必要になるということ。
しかし、大人だからといって諦める必要はありません。
以下のことを気をつけましょう。
目標と情熱を持ち続け、努力を継続すればチャンスはある
大人から楽器を始めてプロになることは決して簡単ではありませんが、成功するためにはいくつかのポイントがあります。
まず、自分の目標や夢を持ち続けることが重要。
これによって、途中で挫折しないようになります。
音楽に対する情熱を持ち続けることも大切。
情熱があれば、練習が楽しくなり、長期間続けられるでしょう。
さらに、継続的な努力も必要です。具体的には以下のようなことを心がけましょう。
これらのポイントを押さえることで、大人から始めた楽器でもプロの世界で成功する可能性が高まります。
ただ、もちろん才能もあるにこしたことはありません。
音楽の才能については、『音楽の才能がある人の特徴とは意外な◯◯だった、、?楽器初心者向けに簡単に解説』で解説していますので良ければ見てみてください。
まとめ
この記事では、「大人から楽器を始めたらムカつかられるのか」について解説してきました。
もちろん、大人から楽器を始めたら尊敬される事が多いという結論です。
上記のこと以外でも以下のことについて解説しました。
・私(ねるね)の体験談
・大人になって楽器を始めるメリットデメリット
・大人から楽器を始めてプロになれるか
・楽器の始め方
私は楽器を始めて本当に良かったと思っています。
では実際に楽器を始める場合、どのような手順で始めたら良いのか。
以下の手順で始めます。
詳しくは、『迷わない!楽器の始め方を初心者のために3つの手順で解説』で解説しています。
良ければ見てみてくださいね。
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