【必須!】 吹奏楽からオーケストラに転向する前に知っておくべき事

音楽

今度、吹奏楽からオケに転向しようと思ってる。吹奏楽とオケってどう違うの?明確な違いがあるなら教えてほしい。


ねるね
ねるね

・編成・演奏ジャンル・各楽器の役割
・ノリ・市場、この辺かな。


色々あるんだね、、、。


ねるね
ねるね

以下、日本における両者のアマチュア団体を
ベースに深堀解説するわあ。


この記事でわかること

✔︎編成の違い。
✔︎演奏ジャンルの違い。
✔︎各楽器の役割。
✔︎市場。
✔︎ノリ。
✅オーケストラの合奏で気を付けること。

この記事の信頼性

音楽歴26年これまでに30人以上のプロの音楽家に指導頂いてきました。活動は主にオーケストラのバイオリン演奏員。メインジャンル;クラシック。その他;アイリッシュ、ジプシージャズなど。国内コンクール多数参加。演奏技術レベル;野球でいうところの社会人野球レベルです。※記事の趣旨;26年で培った音楽の知恵、経験を元に学生オケ初心者、レイトスターター向けに練習方法、音楽マインドの解説に特化した記事です。

オーケストラと吹奏楽の編成の違い

オーケストラの編成

管弦楽曲を演奏するということで編成された集まりです。

吹奏楽との大きな違いは弦楽器というパートが
たくさんあるところですね。

・バイオリン
・ビオラ
・チェロ
・コントラバス

以上が弦楽器です。

吹奏楽にもコントラバスはいますが
弦バスという名前で存在し、
ちょっとハブられ気味です。


あとオーケストラにはサックスやユーフォニウムは基本使われません。

吹奏楽では頻繁に登場するSクラリネットは登場しているのを
基本わたしは知りません。


吹奏楽の編成

管楽器をメインで演奏される音楽の集まりです。

オーケストラに基本いない楽器としては
サックスやユーフォニアムがいます。


それ以外の楽器での違いはとくにないです。

オーケストラにたまに登場するコントラファゴットは、
吹奏楽ではわたしが知る限りでは登場しません。


ワーグナーチューバなんてもっての他です。

オーケストラはクラシック中心、吹奏楽はオールジャンル

オーケストラのメインジャンル

クラシックがほとんどです。

クラシック音楽とは何を指すかというと
西洋の芸術音楽のことです。


ヨーロッパの昔の芸術性の高い音楽ってことですね。
ポップスとかジャズとかEDMとかは消費性が高いですが、
クラシックはガンガン消費性していくって感じの曲ではないですね。


吹奏楽のメインジャンル

オールジャンルです。

なんでもやります。

クラシック音楽を吹奏楽版にアレンジすることもあれば、

流行りもんのポップスを吹奏楽版にアレンジしたものもあります。
なんか曲が流行るとマッハで楽譜を作って販売する会社があって笑。
こちらです。

吹奏楽・器楽・ジャズ・アンサンブルの楽譜販売、出版 - ミュージックエイト
吹奏楽の楽譜販売はミュージックエイト。ポップス(J-POP)を中心に器楽やジャズ、アンサンブル、金管バンド、マーチングバンドの楽譜やCDを出版しています。楽譜の通販だけでなく、曲選びに役立つコラムなどをご紹介しています。

あとマーチングやったり、演奏会では踊ったり
といった感じでなんか色々やりまくりです。


オーケストラと吹奏楽での役割の違い

オーケストラでいうところのバイオリンが吹奏楽ではクラリネット

なんです。

吹奏楽団がオーケストラの曲を演奏するときは、
バイオリンパートの役割をクラリネットが担います。


吹奏楽のクラリネットはそれはそれは超絶技巧集団になります。

わたしのイメージでは、
オケだけで育ったクラリネット奏者よりも
吹奏楽で鍛えられたクラリネット奏者の方が、
小回りが効くイメージです。


でも、ソロはオーケストラ畑で育った奏者の方が上手い気がします。

山の上に立っている人

最強は中学高校で吹奏楽で大学でオーケストラを始めた奏者。

ハイブリットクラリネット奏者ですね。

ホルンは吹奏楽では裏打ちマスター。オーケストラではトランペットよりも主役感強い

ホルンの扱いが全然違うんですわ。

吹奏楽では割りとトランペットがガンガン全面に出てて、
ホルンはその裏方。トロンボーンよりも裏方な位置付けですが。


クラシックは真逆で、むしろ金管楽器の花形です。

どんな曲でも大活躍します。

昼間の間に道路で自転車に乗る男

また求められるパートもかなり難しいのも特徴です。

オーボエ、ファゴットの重要感がこれまた違う

とくにこのダブルリード楽器の2つです。

もし吹奏楽で不完全燃焼のダブルリード楽器の方が
いましたら、オケの門をたたいてみてもいいんじゃないでしょうか。


オーケストラだと、オーボエはソロの嵐で目立ちまくりです。

てか演奏会の最初のチューニングはオーボエで始まりますからね。

花形中の花形です。

黄金の時間の間に水の体の近くに立っている人のシルエット

ファゴットもまた大活躍です。

とくにベートーベンに愛されていて、


と同時にめっちゃファゴットを酷使する曲が出てきますので、


ファゴットでめちゃめちゃメロディ吹きたい!
て方はオケの門をたたくのもいいんじゃないでしょうか。

オーケストラにはサックスがいないのよ

え?オケにはサックスいないの?

そうです。

これが大きな違いですね。

なんでもサックスは割りと新しい楽器なので、
オーケストラの編成には組み込まれなかったもようです。

両者の市場は違う。高校の吹奏楽部は甲子園を目指す高校球児と同じ。一方オーケストラは、、

吹奏楽の世界は高校の部活が熱い。みんな普門館を目指す。これは野球でいうところの甲子園

ここは高校の吹奏楽を例に解説します。

吹奏楽の世界、とくに高校の吹奏楽は高校野球の
それと似ています。


高校の吹奏楽は目指せ普門館!

で、それを一年の最大の目標として活動します。


それはかなり熱狂的な雰囲気であり、スポーツのそれと似ています。

オーケストラの世界では基本こんな雰囲気はありません。

熱さはあってもスポーツ的なそれとは違う雰囲気です。

ランニングフィールドの男

良い演奏をするっていう本質はあるんでしょうが、
なんていうか、
コンクールで勝ちにいく!っていう雰囲気が強いです。


なのでそれにのった市場が存在します。

コンクールの全国大会のチケットは大人気でプレミアですし、

名門校の演奏会も大人気。

吹奏楽向けのメディアが存在します。

吹奏楽の関連アイテムの物販市場が存在し、

吹奏楽部に密着する楽器屋さんの存在がいたり、

吹奏楽の強力な協会が各地に存在して
それぞれ力を持っております。

monopoly board games board game

みんな吹奏楽関連で荒稼ぎします。

この一種の吹奏楽経済圏の中で、
若き高校生たちは日々、とっても厳しい練習に耐え
人々の感動を届けるのです。


これは日本特有の世界観であり、
あまり世界の音楽市場とは別のところにある感じです。


オーケストラの市場はプロのオーケストラの世界観とアマチュア団体の世界観が繋がっている

なんというか、プロのやってることとアマチュアが
やることって基本まったく同じです。

吹奏楽の延長がオーケストラではない

吹奏楽で音楽やっていて将来プロになるために音大を目指す。

王子の家, ワイマール, テューリンゲン州 ドイツ, ドイツ, 歴史的中心部, 古い建物, 観光名所, 文化

ほんで音大ではオーケストラ授業があるし、
そもそもプロの世界では吹奏楽の団体よりも
オーケストラの団体の方が世界規模で圧倒的です。


なので必然的にオーケストラプレイヤーを目指すヒトはたくさんいます。

このとき、吹奏楽で培ったマインドや合奏方法、
演奏ジャンルを明確に引き継ぐことはあまりないです。


オーケストラは運営方式とか、演奏会の方式も、全部ひっくるめてプロとほとんど同じです

曲目、レパートリーも同じです。

プロのオーケストラも地元のアマチュア団体
大学オケと密接な関係を持っていたりします。

業界, 産業4, ウェブ, ネットワーク, ポイント, 手, 指, タッチ, ライン, インターフェイス

プロオケでガンガン活躍している指揮者やソリストを
アマチュア演奏会に出演してもらうこともありますし、


なんなら、割りと気軽にアマチュア団体の演奏会に
参加してくれたりします。

そもそもノリが違うんだわ。オーケストラと吹奏楽では。

なんですよ。

吹奏楽は、とくに日本の吹奏楽は根底に
青春をコンクール命で過ごした価値観があって、


そのときの熱いノリが大学、社会人バンドへと繋がっている気がします。

オーケストラはなんていうか
そういうスポ根な感じはあまりなくて、


どちらかというと、世界規模で培ってきた
オーケストラの文化を日本のアマチュアの団体まで、

灰色の金属フレームのデスクグローブ文鎮を持っている人

きっちり受け継いで実践しているような気がします。

どっちがいいとか悪いとかないんですよ。

わたしも両方を経験して、どっちの雰囲気も好きですよ。

最終的にオーケストラと吹奏楽の違いは?って聞かれたら、

「ノリ」ですね。

ってわたしは答えます。

オーケストラの合奏で気をつけること

オーケストラの合奏で気を付けることは以下です。

①チューニングはAで合わせる。
②管楽器はパート関係なく全員がソロ楽器
③管楽器は弦楽器に負けないように吹き込まないといけない。
④コンサートマスターの権限は強い。
⑤時代、ジャンル、作曲者によって曲の解釈、弾き方が違う。
⑥音程、リズム以上に大事なのはライブ感やグルーヴ感、即興性

吹奏楽の合奏に慣れていれば基本的なことは一緒です。

ただ、⑤番と⑥番はとくにオーケストラ特有というか吹奏楽ではあまり馴染みがないことかもしれません。

例えば⑤番だと、

・バロック
・古典
・ロマン派
・近現代

と時代によって弾き方や音符の解釈が違いますし、

作曲者によってもアーティキレーションの求められ方が全く変わってきます。

⑥番では、とくに吹奏楽はコンクールの存在があるので、合奏に競技性が求められやすい傾向があり、

そこで是非とされるのが音程とリズムです。

でもオーケストラの世界では、もちろん音程リズムもとても大事ですが、それより以上に音楽の流れの中で生まれる即興的なものを大事にする傾向があります。


ねるね
ねるね

これは実際に合奏に参加してみて演奏会を経験してみて初めて体験できることだと思いますね。


まとめ

✅オーケストラは管弦楽器をメインにした編成で吹奏楽は管楽器をメインにした編成。
✅扱う曲のジャンルはオーケストラはクラシック中心、吹奏楽はオールジャンル。
✅管楽器はとくにオーケストラと吹奏楽で役割が大幅に違う。
✅高校の吹奏楽は甲子園を目指す高校球児とマインドが似ている。オケはプロと雰囲気も形式も基本的に一緒。
✅そもそも吹奏楽とオーケストラはノリが違う。
✅オーケストラの合奏で気を付けること。
①チューニングはAで合わせる。
②管楽器はパート関係なく全員がソロ楽器
③管楽器は弦楽器に負けないように吹き込まないといけない。
④コンサートマスターの権限は強い。
⑤時代、ジャンル、作曲者によって曲の解釈、弾き方が違う。
⑥音程、リズム以上に大事なのはライブ感やグルーヴ感、即興性

以上です!

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それではまたー

(完)

コメント

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