
バイオリンは周りにやっている人いないし情報が少なすぎて、「どうやったら上達するの?」って謎ですよね。
それになんだかとても難しいイメージがある。
実際にバイオリンの練習は大変な部分もあるのは事実です。
そのため「努力しているのに成果が見えにくい」と感じやすい事もあるでしょう。
しかし、正しい基礎練習、適切な教材や環境と自分に合った学び方を組み合わせれば、初心者でも確実に上達できます。
バイオリン初心者のために本記事では次の3つのテーマで解説。
これから失敗なくバイオリンを上達したい方に、役立つ実践的なヒントをお届けします。
5分で読み終える内容なので是非一緒に見ていきましょう!
バイオリン初心者が上達しにくい理由とは?
バイオリンが「難しい楽器」と言われるのにはいくつかの理由があります。
- フレットがないため音程が安定しない
→ほんの数ミリ指の位置がずれるだけで音程が狂ってしまいます。
- 右手の弓の扱いが難しい
→弦に当てる角度・圧力・速さのバランスで音色が大きく変わります。
- 姿勢や構え方に影響を受けやすい
→首や肩に力が入りすぎると、正しい音が出にくくなります。
- ドラえもんに出てくるしずかちゃんのせい
→しずかちゃんが下手すぎるの難しいイメージがついている(詳しくはこちらで解説→)
私はエックスでアンケートを取ってみました。
バイオリン経験者に質問。
— 🎻ねるねブログ♪ (@neruneblog) August 27, 2025
バイオリンの上達が難しいと言われる理由はなんだと思いますか?
ブログ記事のネタに困っています🐶
みんな、音程を取るのが難しいと言っていますね。
つまり努力が実らないのではなく、身につけるべき基礎が最初に崩れやすいことが大きな特徴。
だからこそ、基礎を正しく学び、毎日コツコツ練習することが最短の上達ルートになります。
【初心者向け】バイオリン練習方法を4ステップで解説
バイオリンを失敗なく上達するためには以下のことが大事。
ステップ①:正しい姿勢と構え方を覚える事
ステップ②:右手の基礎練習(弓の使い方)
ステップ③:左手の基礎練習(音程を取る)
ステップ④:短時間でも毎日続ける
以下で詳しく見ていきましょう。
ステップ①:正しい姿勢と構え方を覚える
楽器の構え方はすべての土台です。
顎や肩に力を入れすぎず、自然に支えることを意識しましょう。
最初のうちは鏡を使い、自分の姿勢を確認しながら練習すると効果的です。
バイオリンの正しい構えについて詳しくは『【今日から実践できる!】バイオリンの構え方を解説』を見てみてください。
ステップ②:右手の基礎練習(弓の使い方)
開放弦を使った「ボーイング練習」が初心者に最適。
弓を弦に対して平行に動かし、均一な音を出す練習を繰り返しましょう。
右手のボーイングについて詳しくは、『ボーイングのやり方を初心者向けに分かりやすく徹底解説』を見てみてくださいね。
ステップ③:左手の基礎練習(音程を取る)
スケール(音階)の練習が欠かせません。
ドレミファソラシドを正しい指の位置で押さえることで、耳と指の感覚を一致させていきます。
バイオリンの左手の構えについて詳しくは、『バイオリン左手の形|弦の押さえ方を解説!画像、動画付き』を見てみてくださいね。
バイオリン初心者が早く上達するための5つのコツ
5つのコツは以下です。
- 毎日少しでも楽器に触れる
- 基礎練習+曲練習を組み合わせる
- 録音や鏡でフォームをチェックする
- 短期間での急成長を焦らない
- 好きな曲を練習に取り入れる
特に「毎日少しでも楽器に触れる」はモチベーションを保つ秘訣。
練習が習慣化して歯磨き状態になります。
すると継続でき、結果的に上達スピードも早まります。
短時間でも毎日続ける
1日30分の練習を週2回よりも、1日10分を毎日続けるほうが効果的。
練習の頻度=上達のスピードと覚えておきましょう。
私は大人から始めたバイオリン初心者ですが、1日10分でもバイオリンを毎日触るというのを徹底したら上達しました。
楽譜も全く読めなかった私がバイオリンを弾けるようになった秘訣は、
— 🎻ねるねブログ♪ (@neruneblog) August 10, 2021
・プロのバイオリン演奏の音源をたくさん聴いた
・身近な上手い人(自分よりちょっと先を行ってる人)のマネをした
・練習を10分でも毎日弾いた
これを1年続けたら、フルオーケストラの合奏に参加できるようになった🐶
初心者におすすめの教材と練習曲
バイオリン初心者にオススメの教材は、
・総合的な教則本
・音階練習専門の教則本
・練習曲が載っている専門の教則本
主にこの3つです。
難しすぎないステップ式の教材を選び、少しずつレベルアップできる構成が理想。
正し、全部揃えると大変という方は総合的な教則本だけでもOKです。
Xでバイオリン経験者にアンケートを取ったんですが、全部載ってる本をオススメする方が多かったです。
バイオリン初心者、経験者、プロの方で音楽の教本をひとつ選ぶとしたらどのタイプが大事ですか?
— 🎻ねるねブログ♪ (@neruneblog) April 23, 2024
ぜんぶ大事なのは承知で、それでもひとつ選ぶとしたら、、、
【具体的なオススメ教則本】
私が実際に練習したオススメの教則本を紹介します。
・総合的な教則本→新版 新しいヴァイオリン教本
・音階練習専門の教則本→ヴァイオリン音階教本/小野アンナ
・練習曲が載っている専門の教則本→カイザー: 初歩的で発展的な練習曲 Op.20/ジット編/ペータース社
教則本について詳しくは『バイオリン初心者にオススメの教本3選を完全解説』を見てみてください。
初心者が挑戦しやすい練習曲
初心者にオススメの練習曲は以下です。
- きらきら星
- G線上のアリア
- ユーモレスク
バイオリン上達を支える道具選び
バイオリン練習に必要なものは、
・バイオリン本体
・バイオリンの弓
・バイオリンの肩当て
・弦
・松ヤニ
・クロス
・バイオリンケース
・チューナー
・メトロノーム
・教則本
・譜面台
の以上です。
とても多いですね、、、。
詳しくは、『バイオリンを始めるのに必要な物』を見てくださいね。
細かく選び方やオススメのものを解説しています。
どんな環境で練習すべき?自宅練習の工夫
バイオリンは以下の場所で練習できます。
・自宅
・カラオケボックス
・レンタル練習室
など。
さらに夜間やマンションではミュートを使った練習で乗り切れます。
サイレントバイオリンを使って練習する人もいる。
詳しくは、『マンションでのバイオリン練習|消音器使用で解決?』を見てみてください。
独学か?教室か?初心者に合った学び方
バイオリン初心者は独学で学ぶのか、音楽教室に通うのか迷うときもあると思います。
ここでは、
・独学のメリットデメリット
・音楽教室のメリットデメリット
を解説。
独学のメリット・デメリット
独学のメリットデメリットは簡潔にいうとコレ。
- メリット:自分のペースで学べる、費用を抑えられる
- デメリット:間違ったフォームが身についてしまう可能性
ちなみに、独学のデメリットをXでアンケートを取ったらこんな結果が出ました。
楽器の独学で直面する困難は何ですか?
— 🎻ねるねブログ♪ (@neruneblog) August 6, 2023
アンケートに協力いただけると、大変助かります。
皆様のお声は、私のブログ記事作成にとても役立ちます。
そして、その記事が楽器の初心者の方々の手助けになるでしょう🐶
バイオリンの独学のメリットデメリットについて詳しくは、『バイオリン初心者の独学のメリット、デメリットを完全解説!』
音楽教室のメリットデメリット
音楽教室のメリットデメリットは、
・メリット:効率的に上達できる、モチベーション維持につながる、個々に合わせた練習法を教えてもらえる
・デメリット:費用がかかる
デメリットで、スケジュールが削られるという意見もありますが、最近の音楽教室はスケジューリングが合わせやすい教室がたくさん出てきています。
詳しくは、『音楽教室オススメランキング』を見てみてください。
ちなみにXで音楽教室のメリットのアンケートを取ったらこんな結果が出ました。
併用が最も効果的実は、ブログ作成のネタに困っています。音楽教室について書いているんですが、みなさんにとって音楽教室のメリットはなんだと思いますか??
— 🎻ねるねブログ♪ (@neruneblog) October 30, 2022
私のブログが1人でも多くの楽器初心者の参考になればと思い書いています。
良ければなぜそう思うのかコメント欄にも書いて頂けると嬉しいです🐶
基本は教室で学び、日々の練習は独学で復習。両方を組み合わせることで最も早く上達できます。
私もバイオリン初心者のときは独学と音楽教室でのレッスンを併用してきました。
・最初の1年レッスン
・15年目くらいに1年レッスン
その間、スポットで何回かレッスン
みたいな感じでした。
バイオリンは一生レッスンを受け続けなければいけない、というわけではありません。
挫折せずに上達するための工夫
私はバイオリン歴25年なので、もちろん音楽教室に通っていない時期もたくさんありました。
そんな時に工夫していたことは以下です。
- 練習を「歯磨きのように習慣化」する
- アマチュアオーケストラに参加し目標を持つ(アマチュアオーケストラへの入り方→)
- 練習日記や動画で成長を可視化する
「昨日より少し弾けた」と感じられるだけで練習が楽しくなります。
練習を習慣化するためには?
バイオリン練習を習慣化するためには、以下の工夫をしました。
①音楽仲間を作る
②レッスンに通う
③楽器ケースのチャックを閉めない
④譜面台を畳まない(教本は置いたまま)
特に③、④が大事
バイオリン初心者のとき、練習がめんどくさかったので練習を習慣化できるように心がけた。
— 🎻ねるねブログ♪ (@neruneblog) January 26, 2022
具体的には
①音楽仲間を作る
②レッスンに通う
③楽器ケースのチャックを閉めない
④譜面台を畳まない(教本は置いたまま)
特に③、④が大事🐶
まとめ
バイオリンは「難しい楽器」と言われますが、実際には 正しい方法で練習し続ければ必ず上達できる楽器です。
- (練習法):正しい姿勢・ボーイング・スケール練習を習慣化する
- (教材・環境):自分に合った教材や楽器、練習環境を整える
- (学び方と継続のコツ):独学でも教室でも、自分に合った学び方を選び、モチベを維持する
この3つの柱を意識することで、初心者でも「昨日より今日、今日より明日」と確実に上達していけます。
「バイオリンを楽しみながら弾けるようになりたい」と思うその気持ちこそ、何よりの原動力です。
でも実際には、
- 独学だと「これで合っているのか不安…」
- 教材を買っても「続かない…」
- 練習環境を整えられず「結局挫折してしまった」
そんな声がとても多いのも事実。
私もバイオリン初心者のときは、弓の持ち方ひとつに悩み、壁にぶつかりました。
でも「正しく教えてくれる人」と出会ったことで、ようやくバイオリンを“楽しむ”段階に進めたのです。

解決のカギは、自分に合った音楽教室を見つけること。
独学では気づけない「姿勢」「音の出し方」「練習のステップ」を、経験豊富な先生が直接フィードバックしてくれる。
実際に楽器経験者にレッスンの上達の速さをアンケート取りました。
楽器練習において、
— 🎻ねるねブログ♪ (@neruneblog) August 7, 2023
独学とレッスンの上達の早さを比べた場合、
【レッスンの上達の早さは独学の何倍の早さですか??】
"独学無理ゲー"という内容のブログ記事を作成中で、その中で皆さまのアンケート結果を取り入れたいと思っています。
ご協力をお願いいたします🐶
なんと独学よりも5倍の速さで上達を実感しているかたが多かったです。
だからこそ「昨日より今日、今日より明日」の実感をもっと早く味わえるのです。
初心者だけにオススメの音楽教室
そこで今回、初心者の方でも安心して選べるように、「音楽教室オススメランキング」 を作成しました。
教室の雰囲気
講師の質
レッスン料金やシステム
初心者に合ったサポート体制
これらを比較しながら、失敗しない教室選びをサポートします。
特に、
- これからバイオリンを始めたい方
- 独学で悩んでいる方
- 子どもにバイオリンを習わせたい方
には必見の内容でオススメ。
「もっと早く知りたかった!」という声も多い記事です。
ぜひこちらからご覧ください。

コメント