
いつもねるねブログをご覧頂きありがとうございます。今回はこんな質問がありましたので答えていきたいと思います。
名前:ねるね
バイオリン歴:大人から始めて21年以上。オーケストラのプレイヤーとして18年活動。
バイオリン弾いてるだけで自己肯定感MAXですよね。
— ねるね@ねるねブログ🎻大人からスタート (@Mryan99332547) August 16, 2020
あなたの周りにバイオリンでドレミファソラシドを弾ける人はどれくらいいますか?
おそらくあなたが住んでるマンションには1人もいないでしょうし、あなたの職場にもひとりもいないはずです。
それだけバイオリンを弾いてることは特別なのです🐶
Twitterでもバイオリンの有益な情報を発信してるからフォローしてね🐶
バイオリンを始めようとした初心者が「結局何から始めたらいいんだろう、、、?」と最初の一歩で挫折してしまうケースはとても多いです。

わたしも21年前に大人からバイオリンを始めたときにとても悩みました。
結論からいうと、バイオリンを始める手順はこうです。
今回は上記の手順を深堀して、
・楽器、備品の選び方
・音楽教室の選び方
・バイオリンの基礎知識、練習方法、メンテナンス方法
・バイオリンを始めるメリット
・バイオリンを25年間続けた体験談
以上を解説します。
バイオリンを趣味にして楽しく快適に上達したいという方!

人生でバイオリンにかけられる時間は有限です。
ぜひ一緒に学びましょう!
そういう時は、音楽教室選びから始めることをオススメ。
音楽のプロが的確に楽器の選び方から練習方法までサポートしてくれます。
オススメの音楽教室はこちら→【2022年最新!】音楽教室おすすめ18社を徹底比較|人気な理由を解説
【第①ステップ】バイオリンを始めるのに必要な物
バイオリンを始めるのに必要な物は以下です。

結構多いな、、。
多いですよね、ですがそれぞれ正しい選び方をしないと効率良く上達できないんですよね。
初心者が選び方で迷わないように、それぞれ簡単にわかりやすく解説していきますね。
バイオリンの選び方
初心者にオススメなバイオリンは10万円以下のものです。

なぜかというと初心者はバイオリンを挫折する可能性があるからです。
もし値段の高いバイオリンを購入してしまい、結局続けられなくなったということになればもったいないです。

もちろん、安い楽器で一生続けても上達はできるので楽器のステップアップは予算に応じて決めることもすごく大事です。
オススメのバイオリンは、『迷わない!バイオリンオススメランキング3選』でまとめています。
気になる方は見てみてくださいね。
弓の選び方
バイオリンの弓とはこんなやつ

初心者の弓選びは5万円以下のものをオススメ。
理由は上記のバイオリンの選び方と同じで、高い弓を購入してしまってその後挫折してお金が無駄になるともったいないから。
ただし、弓の性能はバイオリンの本体の性能以上に上達のスピードに深く関係しています。

なぜかというと良い弓は練習効率があがるからです。
具体的に
よって、良い弓の方が上達は早くなります。
なので初心者だからこそ良い弓を選んで練習を始めたいのも事実。

良い弓は演奏者を育ててくれると表現する人もいます。
例えると悪い弓は切れ味の悪い包丁を使っているもので良い弓は切れ味の良い包丁を使っているようなもの。
ちなみにわたしは初心者のときに倉庫の奥から出てきた木の枝みたいな弓で練習していました。
そして3年後に15万円の弓に買い替えました。

悪い弓でも上達しないというわけではありません。
あくまでも理想の話です。
弓選びに失敗したくない!最初の一歩でつまづきたくない!という方は『バイオリン弓おすすめ3選!初心者が後悔しないために』をご覧ください。
バイオリン弦とは?選び方
初心者にとってバイオリンの弦は何を選んだらいいのわかりませんよね。
弦とはこんなやつです。

弦は消耗品で定期的に買い替えが必要です。何も考えずに買うと無駄なお金を使い続けてしまうんです。
私も初心者のときは何を使ったらいいのか全くわからなかったので、自分にとっては高すぎる弦を使用し続けてお金を無駄にしていました。
バイオリンの弦選びに必要なのは各メーカーの特徴を知って自分の好みの弦を使うこと。

初心者だから何が好みなんてないよ!
その気持ちわかります。
初心者が迷わず弦を買うことができるように各メーカーの特徴や値段の情報を記事にまとめました。
弦選びに失敗したくない初心者の方はぜひこの記事を参考にしてください。
【2022徹底比較!】バイオリン弦のおすすめ11選【21年探し続けた私が初心者に解説】
肩当てとは?肩当ての選び方

肩当てがないと、バイオリン本体がうまく肩に乗らず演奏しずらくなります。

どういうこと?
例えば、自転車にはサドルがついていますよね。もしサドルがなかったらずっと立ち漕ぎするかお尻が痛いのを我慢して乗るしかありません。
肩当てなしでバイオリンを演奏するということはそういうことです。
肩当てはこんなやつです。

肩当てを選ぶ基準としては
現代のバイオリニストの大半が肩当てを使用しています。
では実際にどんな肩当てを選ぶべきか以下の記事で説明しています。

肩当て選びで失敗したくない!という方はご覧ください。
【今すぐ選べる!】バイオリン肩当ておすすめ9選!首が長い?なで肩?付け方も解説!
松ヤニとは?選び方

松ヤニって何かというと弦を弓で弾いてちゃんと音がでるようにする滑り止めみたいなものです。
こんなやつです。

バイオリン演奏において松ヤニがないと風呂掃除をこんにゃくで掃除するくらい無意味なものになってしまいます。

松ヤニって何を買ったらいいの?使い方もよくわからない!
私も最初は松ヤニの使い方が全くわかりませんでした。
松ヤニを正しく塗らないとバイオリンの音を出すことが困難になります。
おすすめの松ヤニは『上達には必須!バイオリン松ヤニの選び方とオススメ4選|使い方徹底ガイド』で解説していますので読んでみてください。
チューナーって何?オススメアプリ
チューナーとはチューニングの際に音の基準を確かめる装置です。

何のことを言っているのか全くわかりません。
そうですよね。チューナーとはこんなやつです。

・チューナー:音の基準を表す装置
・チューニング:バイオリンの音の基準を調整する作業
チューナーって聞き慣れない言葉ですよね。
バイオリンを練習する際には音の基準を調整する必要があります。

この基準を正しく調整する作業のことをチューニングする。又は調弦する。という言い方をします。
例えると、お風呂の温度が熱すぎたら温度を緩めますよね。
逆に冷めすぎてたら追い焚き使って温めます。
その際にお風呂の温度を確認するとき温度計を確認しますよね。

チューナーはそんな温度計のようなものと理解しておいてください。
チューナーアプリの情報を逃したくない!という方はこちらの記事をご覧ください。
【ガチで無料!】バイオリンチューニングアプリおすすめ5選!歴21年の私が解説
チューナーとは音合わせをする装置
メトロノームって何?オススメアプリ
メトロノームとはバイオリン練習の際にリズムを正確にとる装置のことを言います。
こんなやつ


リズムを正確にとる?
例えばお米を炊くときに、お米のグラムを正確に把握できますか?
多分ほとんどの人がグラムなんて正確にわからないハズです。
そんなとき計量カップや測りを使うと思います。
メトロノームはリズムを正確に測る計量カップや測りみたいなものだと思ってください。

バイオリンの練習においてリズムを正確にとることは絶対絶対必須なのでメトロノームは必ず必要です。
メトロノームの情報を逃したくない!という方はこちらの記事をご覧ください!
【バイオリン初心者必見】本気でおすすめな無料メトロノームアプリ5選!【使い方解説】
メトロノームはリズムを正確にとる装置
バイオリンケースおすすめ
バイオリンのケースを選ぶ上で重要なことは、軽さと収納性です。

軽さを重視する理由としては、バイオリンを持ち運ぶ機会がたくさん増えるからです。
具体的には以下の場面が想定されます。
軽さに加え、収納性を重視する理由としてはバイオリンを趣味にするにあたって必要な備品がたくさんあるからです。
・バイオリン本体
・弓
・肩当て
・弦の予備
・クロス
・譜面台
・楽譜
・チューナー
・メトロノーム

これだけの荷物を持って移動するとき雨の日や風の日だった場合をイメージするべきです。
そのとき、バイオリンケースがとても重くて収納性も全くないケースをあなたが持っていたとしたら、こう思うはずです。
「収納性のあるケースを選べば良かった、、、」
「ケースはもっと軽いものを選んだ方が良かったな、、、、」
なので、軽さと収納性はすごく大事なんです。
詳しくはこちらをご覧ください。
バイオリンケースは軽くて収納性の良いものを選ぶべき!【おすすめケース6選】
おすすめの教本は?教本を使ってどんな練習をするの?
バイオリン練習は教本を使いながら練習を進めていくべきです。
どんな練習をするのかというと
バイオリン教本は大きく上記の2つの種類があります。

音階?練習曲と普通の曲の違いは?
まず音階とはドレミファソラシドのように音の順番のことです。
算数の基本で99を覚えたと思います。
音階練習も99を覚えるようなもの。つまり音階が弾けないとバイオリン演奏もできないということです。

「練習曲とは何かというと、初心者にも弾ける優しい曲のことです。」
例えば、野球でいうところのキャッチボールみないなものです。
実践的だけど簡単。だけど大事。みたいな感じです。
オススメのバイオリン教本は『バイオリン初心者にオススメの教本3選を完全解説』でまとめていますので、バイオリン教本選びに失敗したくない!という方は確認してみてください。
おすすめ楽譜立て(譜面台)は?

譜面台は楽譜や教本を使う際に必須です。
音楽の授業で見た記憶はあると思います。
こんなやつです。


こんなの、どれを買っても同じじゃないの?
違います。
バイオリン初心者は軽いものを選ぶべきです。
なぜ軽いものを選ぶ必要があるのか
上記の内容とオススメの譜面台を以下の記事で簡単にわかりやすく解説しています。
【厳選!譜面台9台】譜面台は軽い!安い!早い!が、おすすめ。
バイオリンのミュートとは?オススメ紹介
ミュートはバイオリン演奏において必須です
こんなやつ


ミュート(弱音器)は名前のとおり音をバイオリンの音を小さくする装置です。
このようにバイオリンの駒(バイオリンに対して垂直にそびえたつ木)に装着します。

口を手で覆うと声がこもるじゃないですか。バイオリンのミュートはあれとおんなじ理屈で小さくなります。
・ミュートを使って演奏しなければならない曲が存在する
・自宅での練習の際に近所迷惑対策
おすすめのミュートは『失敗しない!バイオリンミュートの選び方とおすすめ3選』で簡単にわかり易く解説しています。
ミュートはバイオリンの音を小さくする装置
【第②ステップ】レッスンに通う|オススメ音楽教室紹介
バイオリンを上達させるためには、レッスンは必須です。
レッスンと独学のそれぞれのメリットとデメリットを見て見ましょう。
それぞれのメリットデメリットは、
レッスン | 独学 | |
メリット | ・上達スピードが速い ・モチベーションが続く | ・お金がかからない ・自由に練習できる |
デメリット | ・お金がかかる | ・練習効率が悪い ・モチベーションが続きにくい |
バイオリンの独学についての深堀解説は、『バイオリン初心者の独学のメリット、デメリットを完全解説!』を見てみてください。
最短距離で上達するならレッスン一択
バイオリンを最短距離で効率良く上達させたいという方はプロに教わるのがオススメです。

理由はバイオリンの練習カリキュラムの最適解は大昔から決まっているから
バイオリンは300年前くらいから存在していてそのときから現在までの期間で練習方法の最適解はほぼ決まっています。
その最適解の方法に沿って的確に指導できるのがプロの講師です。

良い先生はどこで探したらいいの?
失敗せずに上達できるオススメの音楽教室を厳選しました。
18社を比較していますので興味のある方はのぞいてみてください。
【2022年最新!】音楽教室おすすめ18社を徹底比較|人気な理由を解説
【体験談】独学だと壁に必ずぶち当たる
私の体験談としては、バイオリンの練習を独学だけで進めると100%壁にぶちあたって乗り越えるのに苦労すると断言できます。
・自分の弾き方が本当にあっているのかわからない
・どれだけ時間を費やして練習しても弾けない箇所が出てきた。

このように、わたしは大人から独学中に色んな壁にぶちあたり苦労してきました。
そこで必要なのはプロからいつでもアドバイスをもらえる環境です。
なのでバイオリンの練習は独学とレッスンを併用して進めていくことをオススメします。
※注意点:初心者1年目は必ず音楽教室のレッスンを受講した方がいいです。なぜなら、1年目から独学でバイオリンを始めると一生の後悔が待っているから、、、詳しくは→
【第③ステップ】練習方法を解説
※前提条件として、私は上記でも説明している通りバイオリン練習は音楽教室のレッスンを中心に進めるべきという主張です。
以下の内容は、
・これからバイオリンを弾いてみたいか迷っている方
・お試しでバイオリンを弾いてみたい方
・レッスンのおさらいや練習の補助としての活用したい方
限定で読んでくれることをオススメします。
それでは、バイオリンの練習を始める前(もしくは同時)に以下の知識を勉強する必要があります。
これらは練習を進めていく中で必ず必要になります。

バイオリンの構え方も楽譜の読み方も
チューニング方法も練習効率を上げるためにとても大事。
では練習の具体的方法は以下です。
✔︎左手の練習
・音階練習
・ポジション移動
・ビブラート
✔︎右手の練習
・ボーイング

これらを主に基礎として日々練習を積み上げて、それと並行して課題曲に取り組むというのがバイオリン練習の基本的な流れになります。
上記の内容は『バイオリン弾き方を全公開!初心者のための基礎練習の羅針盤』の中で詳しく解説しています。
上達するまでにかかる時間は?

実際どれくらいで上達できるの?練習頑張ったけど結局何も弾けませんじゃ話にならない、、。

わかります。バイオリンは実際に上達できた実感がないとやりがいは感じられませんよね。
ここでは、実際にどれくらいの期間があればどんな演奏ができるようになるか目安を解説します。
内容は以下です。
さらに初心者の方にはとっつき易いジャンルであるフィドルについても解説しますよ。
初心者は何日で曲が弾けるようになる?
多くの初心者の方はどれくらいで曲が弾けるようになるか気になると思います。
曲の難易度によって弾けるようになる期間は変わります。
1、2ヶ月
1、2年
4年
こんな感じです。
上記の根拠として、1日1時間練習を毎日休まず、を基本に考えました。
もちろん個人の練習にかける時間や内容の密度で大きく変わってきます。

ちなみにわたしは初心者のときは毎日2時間練習を1年間続けてドボルザークの新世界の合奏に参加しました。
わたしは才能ゼロの凡人なのでみなさんはもっと上達は早いと思います。
バイオリンの上達期間について詳しくはこちらの記事をご覧ください
頑張らなくてもバイオリンを上達できる期間は?【大人と子供の練習時間の違いは?】
曲の難易度によって弾けるようになる期間は変わる。
大人からバイオリンを始めても情熱大陸は弾ける
大人からバイオリンを始めても、情熱大陸は余裕で弾けるようになります。
リズムは一見難しそうに見えますが、使うテクニックはそこまで難しくないからです。
・ファーストポジション音階
・サードポジション音階(本の少し)
・ビブラート
・マルテラート
✔︎カッコつける気持ち
以上のテクニックがそこそこなんとな〜く出来ていればオッケーです。
ジャンルはポップスであり、エンターテイメント重視な曲なので、クラシックみたいにガッチリ弾かなくていいんです。
むしろこの曲はそれが本質だと思います。
なので、情熱大陸は余裕で弾けるのでぜひ早めにチャレンジしましょう。
バイオリンを始めて4ヶ月でパッフェルベルのカノンが弾ける
パッフェルベルのカノンって知っていますか?
カノンは楽譜が想像よりも簡単なので初心者の方の最初にして最大の目標にするのをオススメします。
それは始めて数ヶ月で弾けるようになる可能性があるからです。

しかもアンサンブルも楽しい!
フィドルはバイオリン初心者にハードルが低い
そのフィドルは、クラシックバイオリンよりも敷居は低く、初心者にはとっつきやすいです。
民族音楽をバイオリンで演奏するとき、そのバイオリンはフィドルと呼ばれる楽器になります。
✔︎民族音楽、カントリー | フィドル |
✔︎クラシック、その他 | バイオリン |
こういう風に呼び方が変わります。
なぜフィドルは初心者にとってとっつきやすいのかというと、それはフィドルの価値観に付随するからです。
✔︎フィドル | 踊れる音楽を演奏すること、「ノリ」、奏者の個性、を重視 |
✔︎バイオリン | 作曲者の意図を正確に再現することや音色、演奏すること自体が重要視されます |
どうしても、クラシック音楽は作曲者の再現性を求められるため難易度は高くなります。
フィドルは割りと自由な精神なので、なんでも許される感があり敷居が低いことが多いです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【体験談】私がバイオリンを始めて良かった事

でも、私なんかがバイオリン始めてもいいんだろうか、、。もう大人だし、音楽の才能ないし、未経験だし、、。

誰でもいつでも始めれて楽しめるのがバイオリンですよ。その理由を今から説明します。
以下の項目です。
大人からバイオリンを始めても大丈夫な理由
✅バイオリンを大人から始めて上達しているヒトは実際にたくさんいるから
✅大人は自主性と継続性を高いレベルでもっているから
✅大人の方がバイオリンの練習を論理的に行えるから
✅年齢関わらず正しいバイオリンの選び方、練習を行えば年齢は関係なく上達できるから
よく、3才からはじめないとバイオリンはうまくならないとか言われますが、そんなことないんですよね。
大人から始めた方が有利な点が、上記のようにたくさんあるんですよ。
なので自信をもって、バイオリンは大人から初めても大丈夫と言えます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
大人から始めた方がバイオリンは楽しい
大人からバイオリンを始めた方が子どものときから始めるよりも楽しめます。
・大人は自分の意思で始めることが多いから。
・子どもは自分の意思で始めることは少ない。
わたしも大人からバイオリンを始めましたが自分の意思で始めました。
オーケストラの中で一番バイオリンが人数多かったので、

こんなに人数が多ければわたしひとり弾けなくても大丈夫だろ
という安易な気持ちで始めたのがきっかけでした。
もちろん自分の意思で始めたので今はとてもバイオリンのことが大好きですし楽しんでいます。
バイオリンの敷居は高くない【誰でも始められる】
バイオリンは世間一般では難しい楽器というイメージがついていますが、

バイオリンだけが特別難しいとか、そういうことはありません。
どんな楽器でも極めようと思えばそれなりに難しいものであり、バイオリンを始めるハードルはまったく高くありません。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
バイオリンで得られるメリット
ここからは、バイオリンを始めることによって得られるメリットを解説します。
メリットは、
以下詳しくは、『バイオリンは楽しい?大人から歴25年の私が体験した事9選』で解説しています。
バイオリンの楽しみ方【サークルでアンサンブル、SNSで動画配信、など】
バイオリンの楽しみ方はたくさんあります。
・自己満で楽しむ。
・SNSで演奏動画をあげる。
・音楽サークル(アマチュアオーケストラなど)に入る。
なぜこの3つにあげたのか以下深堀していきます。
自己満で楽しむ。
誰かに演奏を聴かせることを目標とせず、何かに縛られたくないという方はひたすら籠もってバイオリンの自己研鑽に励む楽しみ方をオススメします。
・誰かに聴かせないといけないというストレスがたまらない。

誰かのために音楽をやるとどうしても求められるレベル(感動させたい、すごいと言われたい)や期限(演奏会など)が発生します。
そんなのに縛られたくないという方はひたすら自己満を追い求めるべきですね。
上記で、バイオリンはRPGのレベル上げに似ていると書きましたが、ひとりで黙々とゲームをするやり方に似ています。
引きこもりぐせがある方は自己満でバイオリンをやるのをオススメ。
SNSで演奏動画を発信する
不特定多数の人に自分の演奏を見てもらいたい!という方はSNSで演奏動画をあげるのをオススメします。
・上手かろうが下手かろうが誰でも演奏を全世界に発信できるから。
ひと昔前でしたら不特定多数の前で演奏する機会はストリート演奏しかありませんでした。

とくに初心者の方だとストリートでいきなり演奏するのはハードルが高いです。
ですが今はSNSで誰でも初心者でも簡単に演奏を不特定多数に見てもらえます。
不特定多数に演奏を聴いてもらいたいならSNSがオススメ。
音楽サークル(アマチュアオーケストラなど)に入る
友達とワイワイやりながらバイオリンを楽しみたいという方は、音楽サークルに入ることをオススメします。
・合奏が楽しい。
・音楽という共通の趣味のある仲間ができる。
・アマチュアオーケストラ
・小編成合奏団(オーケストラの規模が小さい版)

これらは人数も多くひとつの目標にみんなで取り組むので気持ちは青春時代に戻ります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【誰でも入団可能!?】オーケストラにバイオリンで入るために必要なこと
大勢の仲間と一緒に音楽で盛り上がりたいという方は音楽サークルがオススメ。
バーやカフェのセッションに参加する。
セッションでご存知ですか?
即興音楽です。
バイオリンの楽しみ方のひとつとしてセッションに参加するというものがあります。
即興音楽というとなんだか難しそうですが、即興なので建前上はルールはなんでもありです。(厳密に言うとジャンルごとのお約束や決まり事、理論は複数ある。)

とくにアイリッシュフィドルはバイオリンのテクニックよりもノリを重視するので初心者にもとっつきやすいかもしれません。
セッションは主にジャズバーやアイリッシュバルやカフェでイベントとして定期的に開催されています。
いきなりセッションに参加しなくていいので、まずは雰囲気を味合う意味でも足を運んで見るのをオススメします。
初心者が挫折しないために気を付けること
バイオリンを始めて挫折した。という話はよく聞きます。
・目標をもつ。
・仲間を作る。
この2点が大事だと思います。
バイオリンをやっていると理想と現実にいつも悩みます。

なんで自分はうまく演奏できないんだ
そう悩まないためにも上記の目標をもったり仲間を作ることはとても大事です。
・憧れの曲を弾けるようになる。
・アマチュアオーケストラに入団する。
・SNS(インスタ、YouTube)に演奏動画を投稿する。
等色んな目標が作れます。そして目標をつくると自然と音楽仲間が増えてきます。
練習や演奏を一緒にがんばる仲間ができると、挫折しそうなときにその仲間たちの存在が勇気付けてくれますよ。

わたしも初心者のときにアマチュアオーケストラに入団しそこで色んな仲間たちと一緒にがんばることで20年間バイオリンを続けてこれました。
バイオリンを挫折しないためには・目標をもつこと。・音楽仲間をつくること。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ヴァイオリンを大人から始めて挫折する本当の原因【現実、無理?難しい?】
初心者がバイオリンを始める前に知っておくこと:バイオリンとは何か
バイオリンの良いところ
バイオリンは魅力たっぷりな楽器でぜひおすすめしたい楽器です。
良いところをまとめると、
・音色が良い
・見た目がよい
・演奏できるジャンルが豊富
・達成感を与えてくれる
・ボケ防止
簡単に思いつくところをあげるとこんな感じです。
バイオリンの歴史
バイオリンの歴史は古いです。
バイオリンの起源は中東と言われています。
バイオリン=ヨーロッパのイメージなので意外ですよね。
そこから、ヨーロッパに伝わり今のかたちになったのが 16世紀ぐらいと言われています。
そんな歴史のある楽器を、現代のわたしたちが奏でるってなんだかロマンがありませんか?
バイオリンの良いところ、歴史の詳しい説明はこちらをご覧ください。
バイオリンとは何か?魅力を7つにまとめて解説【もっと好きになる】
バイオリンに興味が湧いて始めたくなる映画
バイオリンの魅力を伝える映画があります。
こちらの[パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト]という映画です。
パガニーニは19世紀のイタリアのバイオリニストで超絶技巧の持ち主でした。
そのパガニーニの半生を、バイオリニストデビッド・ギャレットが演じた作品であり、この映画を観たらバイオリンにすごく興味がわくので是非おすすめです。
初心者におすすめのクラシック音楽【クラシック音楽を好きになって始めたい】
バイオリンをやるのであれば、
わたしはクラシック音楽を聞いておくべきだと思います。
なぜならバイオリンはクラシック音楽と共に歩んできた歴史があるからです。
こちらの記事でおすすめを紹介していますので、良ければ参考にしてください。
クラシック音楽で何を聴いたらいいか悩んだらこれ聴いとけ10選
まとめ;この記事を読んで色々めんどくさいなと思った方はプロのお任せ
この記事でバイオリンを始める道筋を立ててきました。
正直こんなに全部自分の判断でやっていくのはめんどくさいな、と感じたならプロに相談しながら一緒にバイオリンライフを歩んでいくのがおすすめです。
この記事で書いてあることをすべてお任せで解決してくれます。
月間3,000円から10,000円くらいで、ですよ。
ひとりでやる手間を考えると時間単価もいいですし、手取り早いです。
下記ではオススメの音楽教室を18社徹底比較していますので、参考にしてください。
【2022年最新!】音楽教室おすすめ18社を徹底比較|人気な理由を解説
今日は以上です。
このブログではバイオリンを中心に音楽が役立つ知識を発信していこうと思っています。
もしイイなと思ったら他の記事も御覧ください。
それではまたー
(完)
音楽歴26年これまでに30人以上のプロの音楽家に指導頂いてきました。活動は主にオーケストラのバイオリン演奏員。メインジャンル;クラシック。その他;アイリッシュ、ジプシージャズなど。国内コンクール多数参加。演奏技術レベル;野球でいうところの社会人野球レベルです。※記事の趣旨;26年で培った音楽の知恵、経験を元に学生オケ初心者、レイトスターター向けに練習方法、音楽マインドの解説に特化した記事です。
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