私、ねるねが、楽器演奏歴24年の経験をもとに、これらの疑問を解決します。
50代で楽器を始める際には、上記のような疑問を持つことが多いですよね。
私の周囲にも、50代で楽器を始めたいと考えている人が多く、よく相談を受けます。
実は、50代には特にオススメの楽器があるんです。
そして、50代からでも楽器の上達は十分可能。
なぜそう言えるのか?
その理由は二つ。
一つは、Twitterで行った「50代にオススメの楽器」についてのアンケートの結果。
もう一つは、50代から楽器を始めて見事に上達した知人の話からです。
本記事では、50代にオススメの楽器から始め方まで、一貫して解説します。
50代で新たに楽器を始めることに興味がある方、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。
50代で楽器を始めるのは遅い?
「50代からの楽器演奏、遅すぎるのでは?」そういう不安を抱く方は少なくありません。
しかし、これから楽器を始めようとする50代の方々に伝えたいのは、そのような不安は全く必要ないということ。
楽器の習得に「適齢期」があるという考え方は、一部の競争的な環境や専門性が要求される状況(プロ)では確かに存在します。
しかし、楽器を趣味として楽しむ場合には、そういった「早い」「遅い」の概念は意味を成さないのです。
なぜなら、趣味レベルでの楽器の上達は「いつ始めたか」よりも「どれだけ長く、そして良質な練習を継続できるか」が大切だから。
楽器演奏は体力やスピードだけが求められるものではなく、感性や理解力、そして何より継続的な練習による経験が重要なのです。
これらは年齢と共にむしろ深まるものであり、50代ならではの魅力を楽器演奏に活かすことができるでしょう。
50代で未経験でも大丈夫?
50歳まで音楽に全く触れたことがなかった…こんな状況からでも楽器を始めることは可能なのか、、と悩む50代は多い。
実は50代で楽器未経験でも全然大丈夫なんです。
理由は、楽器の習得は全ての人が未経験からスタートするから。
3歳で楽器に触れ始めた子供も、50歳で始めた大人も、そのスタートラインは「未経験」からであり、それは全ての人が共通する条件です。
そして、その「未経験の期間」の長さが楽器の上達に影響を及ぼすわけではありません。
楽器の習得は、練習時間とその質、そして継続力が大切。
そこには未経験の期間がどれだけ長かったか、という要素は含まれません。
音楽に無縁の人生を送ってきた50歳が、楽器を始めるのは決して遅くはないのです。
50代から始める楽器、みんなのおすすめは?
50代にオススメの楽器はバイオリンです。
Twitterでアンケートをとった結果、バイオリンがオススメとなったから。
50代から楽器を始めるならどの楽器がオススメ?
回答者21名
50代の楽器初心者におすすめの楽器は何?
— ねるね@バイオリン人口を増やしたい! (@neruneblog) July 12, 2023
あなたの意見を聞かせてください!
楽器選びの迷いを解消するための記事作成中です。
50代の方々が楽器を楽しむ一助になりたくて。
アンケートへのご協力、お待ちしてます🐶
上記のアンケートの結果、50代にオススメの楽器はバイオリンです。
楽器の始め方については下記を参照してくださいね。
50代の楽器の失敗しない始め方
楽器に触れ始めるのが50代だからこそ、確実な学習進行を保証するためにはプロのレッスンを受けることを強くおすすめします。
理由は、独学だと挫折しやすいから。
また、楽器上達の要点として次の3つのポイントが挙げられます。
これらを自分一人で適切に整えるのは難しいでしょう。
プロの指導を受けると、これら3つの重要なポイントを同時に実践することが可能となり、楽器演奏の上達へと大きく一歩踏み出せます。
これにより、楽器を上達させる明確な道筋が描けます。
私が厳選した「音楽教室オススメランキング」で、失敗しない音楽教室を詳しくご紹介しています。
ぜひ一度ご覧ください。
50代の楽器の始め方
楽器を始める50代の皆様へ、成功の秘訣はプロの指導を受けることです。
独学だと挫折リスクが高いからです。
楽器を始める上で大切なのは、以下の3つ。
独学で楽器を学ぶということは、音楽理論から楽器の選択、練習方法の研究、そして効果的な練習環境の設定まで、全てを自分で行う必要があります。
これには大量の時間と労力が必要となる。
それに対して、プロのレッスンを受けると、それら全ての要素がプロの教師によって練習者のニーズと能力に合わせて最適化されます。
例えば、適切な楽器の選択のアドバイス、効率的な練習法の指導、自宅での効果的な練習環境の提案などが含まれる。
さらに、プロのレッスンでは練習の進行状況を定期的に確認し、必要な修正を即座に指導してもらえます。
これらは独学では難しい要素であり、プロの指導によって楽器の上達を早めることが可能。
私が作成した「音楽教室オススメランキング」では、失敗を防ぎ、確実に上達できる音楽教室を解説しています。
ぜひ一度ご覧ください。
50代で上達するための心構え
楽器を上達させるためには、50代であろうとも「継続する」ことが最も重要な心構えです。
日常生活の中で様々な誘惑に晒されることもありますが、その誘惑に負けずに、毎日少しずつでも楽器に触れることを心掛けましょう。
例えば、1日10分だけ楽器に触れるという目標を立てると良いでしょう。
10分ならどんなに疲れていても可能だと思いませんか?
更に興味深いことに、10分触れ始めると、時間が自然と延びて20分、30分と続けられるものなんです。
確かに、50代になるとさまざまな誘惑が出てきて、その結果として練習を怠る「言い訳」が見つけやすくなるかもしれません。
しかし、そうした誘惑を超えて、「練習を続ける」ことが楽器上達の近道であるということを忘れてはいけません。
もちろん、無理は禁物ですが、可能な限り楽器に触れる時間を作るようにしましょう。
50代で楽器を始めるメリット、デメリット
50代で楽器を始めるメリットとデメリットは以下です。
以下で詳しく解説。
【メリット】老後の人間関係作り
日本では、大体65歳で仕事を辞めることが多い。
長い間会社で頑張ってきた人たちは、友達の多くが同僚だったりします。
だから、会社を辞めると急に友達が減って、孤独を感じる人が多いんです。
そうならないためにも、50代から会社以外の人たちとの友達を増やしていくことが大切。
その手段の一つとして、活躍するのが楽器です。
楽器は人と人とをつなぐ優れたツール。
私が以前参加していた音楽サークルでは、10代から70代まで幅広い年齢の人たちが一緒に活動していました。
70代の人でも、10代のメンバーと関わることで若々しさを保っていました。
だから、楽器は友達作りにはすごく役立ちます。
【メリット】健康的な身体作り
50代となると、体力の低下や思考速度の遅れを感じ始めます。
積極的な運動は困難かもしれませんが、適度な活動は必要。
ここで楽器の演奏が役立ちます。
楽器演奏は、指の微細な動きを必要とし、一方で集中力や思考力も鍛えられます。
楽器は50代の方々が健康維持に適した方法としておすすめ。
【メリット】ストレス解消
50代になると、職場で重要な役職を担ったり、大きな責任を負ったりすることが増えて、ストレスが増えることが多い。
しかし、年齢とともに、若い頃のように力任せに乗り切るのは困難になります。
ここで楽器演奏が役立つのです。
楽器演奏は心を癒す効果があり、楽器に没頭することで、ストレスを一時的に忘れることが可能。
これは、大人の健康的なストレス管理法として非常に効果的です。
【デメリット】体力消耗
50代となると、体力が衰えてくるのは否めません。
その結果、楽器の演奏が時々大変に感じられることもあるでしょう。
特に、楽器練習は日常的に行う必要があるため、仕事で疲れている日には特に困難に感じられるかもしれません。
しかし、一方で楽器の演奏は適度な運動にもなります。
そのため、体力の消耗は健康維持の観点から見れば、良い面もあると捉えることができます。
【デメリット】金銭の負担
50代は、子どもの進学などで大きな出費が出る時期と重なることがよくあります。
そんな状況下で楽器を始めると、経済的な負担が心配になるかもしれません。
たとえば、以下のような費用が考えられる。
これらは一例で、選んだ楽器の種類や自分自身の取り組み方により、実際の費用は大きく変わります。
だからこそ、楽器を始めるときは、どのくらいの予算を用意すべきか計画することが大切。
50代で楽器を始めてからの失敗談は?
ここでは50代で楽器を始めての失敗談を解説。
私の知り合いでの実話です。
身バレ防止のため、若干話や設定を変えていますが。
50代でバイオリンを始めた知り合いの話
楽器を始めることは、50代でも素晴らしい経験になる。
しかし、私の友人の体験談を聞くと、忙しい生活の中で新たな趣味を始めることは簡単ではないことがわかります。
彼は50代でバイオリンを始めましたが、仕事が忙しく、またゴルフのような他の趣味もあったため、音楽の練習に必要な時間を見つけることが難しくなりました。
その結果、彼はバイオリンを徐々に弾かなくなっていきました。
楽器を新たな趣味として始めたいと考えている方には、あなたの生活に趣味を追求するための時間が十分にあるかを再評価することが大切。
忙しい仕事や他の趣味が少ない人、または時間管理が得意な人の方が、楽器の練習を続ける可能性が高くなります。
50代でギターを始めて腱鞘炎になった話
この友人は、本格的にギターを始めようと決心。
熱心な性格だった彼は、毎日何時間もギターの練習を重ねました。
しかし、長時間の練習が原因で、彼は慢性的な手首の痛みを抱えるようになりました。
医者の診断では、「腱鞘炎」と呼ばれる状態で、これは過度の練習によるオーバーユースが原因とのこと。
結果的に、彼はギターの演奏を長期間休むことになりました。
この話から学べることは、楽器の練習も適度が大切であり、特に50代となると体力や筋力の回復が若い頃と比べて遅くなるため、無理な練習は体に悪影響を及ぼす可能性があるということです。
そのため、楽器を始める際には、自分の体調を考慮しながら適度な練習時間を設定することが重要。
まとめ
今回の記事では、50代からの楽器始めについて、特におすすめの楽器とその取り組み方についてご紹介しました。
特筆すべき楽器としては、「バイオリン」を挙げています。
私自身、音楽的な才能や音感はなかったのですが、大人になってから楽器の学習を始め、24年間という長い時間をかけて着実に技術を磨き上げました。
その結果として、楽器演奏という新たな趣味を通じて、仕事以外の充実した時間を過ごすことができています。
もし、楽器を新たな趣味に加えてみたいと考えている方は、私が作成した「楽器の始め方を初心者のために3つの手順で解説」の記事をご覧いただくと良いでしょう。
コメント