ボーイング練習をしていても音がスッカスカで弾いている感覚がまったくないよ、、、。松ヤニの塗り方がおかしいのかな、、、。
こんな悩みに答えます。
名前:ねるね
バイオリン歴:大人から始めて21年以上。オーケストラのプレイヤーとして18年活動。
バイオリン弾いてるだけで自己肯定感MAXですよね。
— ねるね@ねるねブログ🎻大人からスタート (@Mryan99332547) August 16, 2020
あなたの周りにバイオリンでドレミファソラシドを弾ける人はどれくらいいますか?
おそらくあなたが住んでるマンションには1人もいないでしょうし、あなたの職場にもひとりもいないはずです。
それだけバイオリンを弾いてることは特別なのです🐶
良ければフォローしてね!
今回は松ヤニの正しい塗り方を説明します。
バイオリン演奏において、余分な力を抜いて弾くことは必須です。
実は松ヤニを正しく塗らないと弓と弦の摩擦が起こりにくくなり、音がしっかり鳴らないばかりか、右手に余分な力が入りすぎてしまいます。
これでは正しいボーイング技術が身につきませんね。
松ヤニを正しくぬる、ということはバイオリンの上達スピードに多いに影響しているんです。
松ヤニの正しい塗り方、それに伴うボーイング技術の正しい考え方を知りたいという方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
松ヤニの塗り方を解説
③松ヤニの中心の直線を通るように弓に当てます。
④小刻みにゴシゴシ根元から先っちょまでしっかり付けます。
バイオリンを弾き終わったら、松ヤニがコマ周りと弓に吹き散らかしているのでしっかり吹きとりましょう。
毎回拭き取らないとバイオリンのニスが粉がこびり付いて取れなくなります。
バイオリンのメンテナンスに関しては詳しくはこちらをご覧ください。
松ヤニがもたらすバイオリン演奏への影響
わたしは松ヤニはたくさんつけるべきだと思います。
理由は、松ヤニをたくさんつけると弓が弦に吸い付くからです。
弓が弦に吸い付くと以下の利点があります。
・右手の力が抜ける
・繊細な音が出しやすくなる
・発音がはっきりする
上記のことを以下細かく深堀します。
力を抜くためには弦への吸い付きが必要
松ヤニが弓に不足していると弦への吸い付きが悪くなるので、音をを鳴らそうと右手に余分な力が入ってしまいます。
バイオリンは出来るだけ自然体で弾くのが理想ですよね。
余分な力が入った弾き方は本質的ではありません。
・右手の力を抜く=弓が弦に吸い付くのが理想=松ヤニをたくさん塗れば実現
力を抜いた演奏をするためには松ヤニをたくさん塗る必要があります。
松ヤニが足りないと小さい音はスカスカになる
クラシックの演奏がと”pp”などの表記でとても小さい音など繊細な表現が求められます。
松ヤニの乗りが悪いとこのような繊細な音が出せません。
音がスカスカになるか、最悪音すら出せません。
それは演奏家にとって物凄いストレスですよ。
わたしは一時期松ヤニをあまり付けない時期があり(変なこだわりのせいで)
そのせいで小さい音を出せないことでスランプに陥ったときがありました。
整備を頼んでいた楽器職人の友人のせいにしたり酷い有様だったんです笑
そのスランプが1年半くらい続いた時に、ふと松ヤニをいつもの3倍塗って見たんです。
そしたらスランプから脱しました。
松ヤニが足りないとほんとに音がスカスカになります。
松ヤニが足りていないと早弾きが不明瞭に
松ヤニが足りないと、音の発音が不明瞭になります。
上記でも散々言及していますが、弦への吸い付きが悪くなるからです。
発音が悪いと早弾きのときの音符の発音がとても不明瞭になります。
スピッカートやマルテラートが弾き辛くなるんだよね。
早弾きの際、音が不明瞭だと指が回って内容に聞こえてしまい、不当に下手くそに聞こえやすくなるのでこれは損です。
それを防ぐためにも松ヤニをたくさん付けた方がいいです。
おすすめのバイオリン用松ヤニ
おすすめの松ヤニをまとめました。
商品名 | 松脂 ボガーロ&クレメンテ バイオリン | ギョーム松脂 アルミ缶 | 松脂 木箱入り | 松脂 | バイオリン用松脂 | 黒猫 松脂 ライト | コルスタイン松脂ック | バイオリン用松脂 | ダダリオ松脂 | 松脂VR−500 |
メーカー | クライスラーミュージック | ギョーム | ミラン | ラーセン | ジェイド | ミラン | クライスラーミュージック | ベルナルデル | キョーリツコーポレーショ | キョーリツコーポレーション |
おすすめ度 | ⭐️⭐️⭐️ | ⭐️⭐️⭐️ | ⭐️⭐️⭐️ | ⭐️⭐️⭐️⭐️ | ⭐️⭐️⭐️⭐️ | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ | ⭐️⭐️⭐️ | ⭐️⭐️⭐️ | ⭐️⭐️⭐️ |
価格 | 4,066円 | 3,380円 | 3,259円 | 2,995円 | 1,380円 | 1,375円 | 1,280円 | 880円 | 680円 | 440円 |
特徴 | 粘土が強いので弓に付けやすい | 液体と固形の合成で硬すぎないので塗りやすい。 | 木箱で固定なので塗りやすい。 | ざらつきやベタつきが少なく使用し易さが特徴。 | 粉落ちが少ない。 | さらさらしているので程よいひっかかり。 | 粉落ちが少ないのが特徴。 | ベタつきにくさが特徴 | 粘土が高くひっかかりが良い | コスパ最強。 |
購入 |
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松ヤニを正しく付ければボーイング練習も有意義になる
松ヤニをしっかり正しく付ければ、ボーイング練習も有意義になります。
最後にボーイングについて解説して終わりにしたいと思います。
ボーイング技術で主に重要な点は、
・余分な力を抜くこと
・手の重さを弓に伝えてその重みで音を鳴らす
この2点を可能にするのは上記で説明した松ヤニをたくさん擦って弓に擦り付ける必要があります。
初心者の方はとくにこの2点を守って毎日の練習で積み上げていく必要があります。
こちらの動画をご覧ください。
このようにボーイングはリラックスして弾く必要がありますね。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【初心者の時に知っておきたい!】バイオリンのボーイングの正しいやり方とコツを解説!
まとめ
今回は松ヤニについて解説をしました。
まとめます。
✔︎松ヤニの塗り方
・弓を利き手とは反対の手で仰向けに持ちます。
・松ヤニを右手で持つ。
・松ヤニの中心の直線を通るように弓に当てます。
・小刻みにゴシゴシ根元から先っちょまでしっかり付けます。
✔︎松ヤニがもたらすバイオリン演奏への影響
・力を抜くためには弦への吸い付きが必要。
・松ヤニが足りないと小さい音はスカスカになる。
・松ヤニが足りていないと早弾きが不明瞭になる。
✔︎松ヤニを正しく付ければボーイング練習も有意義になる
→ボーイング技術で主に重要な点は
・余分な力を抜くこと
・手の重さを弓に伝えてその重みで音を鳴らす
一部のプロの方や最高級の弓を使っている方で松ヤニをあまりつけないという人はいます。
ですが、
とくに初心者の方やアマチュアで歴が浅い方は、
・右手の技術不足
・使用している弓のランクがあまり高くない
このような理由から松ヤニはたくさん付けた方が絶対いいです。
ちなみにわたしは、バイオリン歴20年でフランス製の40万の弓を使用していますが、
松ヤニは粉が舞い散るほどたくさん付けていますよ。
アマチュア演奏家、とくに初心者や歴の浅い方は松ヤニをたくさんつけるべきです。
また、このようなバイオリンの知識や練習方法はプロのレッスンを受けることによっていつでも最新の情報を受けることができます。
音楽教室の記事を書いていますので、良ければご覧ください。
【2022年最新!】音楽教室おすすめ18社を徹底比較|人気な理由を解説
それではまたー!
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