曲の練習をしようと思っても音程がとれないし指がまわらない、、、。なので音階練習が大事って聞いたから始めたいんだけど音階練習のやり方がわからない。誰か教えてほしい、、、。
バイオリン初心者が音階練習をするとき「どうやって練習したらいいの?」と挫折してしまうケースは多いです。
わたしは大人からバイオリンを始めて20年かかって弾けない曲はない状態のレベルまで来れました。
その20年間、何度も挫折し失敗を繰り返したくさんの遠回りをしました。
そこで今回はバイオリン初心者でも理解しやすいように「バイオリンの音階練習」の本質から練習方法を細かく解説します。
音階練習のことで悩みたくない!早く曲を演奏できるように上達したい!という方はぜひ最後まで読んでみてください。」
名前:ねるね
バイオリン歴:大人から始めて21年以上。オーケストラのプレイヤーとして18年活動。
バイオリン弾いてるだけで自己肯定感MAXですよね。
— ねるね@ねるねブログ🎻大人からスタート (@Mryan99332547) August 16, 2020
あなたの周りにバイオリンでドレミファソラシドを弾ける人はどれくらいいますか?
おそらくあなたが住んでるマンションには1人もいないでしょうし、あなたの職場にもひとりもいないはずです。
それだけバイオリンを弾いてることは特別なのです🐶
良ければフォローしてね!
音階練習は演奏の基礎
バイオリンで良い演奏をしたい場合、音階練習は必須です。
試しにこちらの曲を弾いてみてください。
弾くの大変じゃないですか?
楽に正確に効率良く曲を弾くために音階練習をする必要があります。
たとえば料理で例えると、レシピをいちいち確認して分量も測りながら料理するより、レシピも分量も覚えていて感覚だけで完璧に料理できたら効率良いよね!ってことです。
つまり、音階練習をすることで音程とリズム、初見能力を脳みそと身体に馴染ませることが大事。
演奏で必要な能力は音階練習で鍛えられる。
音階は左手の構えが大事
音階をする上で左手の構えが重要になります。
左手の構えが間違っていたり正しくないと下記の弊害があります。
例えば歩くときにある程度姿勢をまっすぐにして足を動かしますよね。
もし姿勢を90度に曲げて歩いてみるとどうですか?
とても歩き辛いですよね。
バイオリンの音階を弾く上で構えが間違っていると、腰を90度曲げて歩くのと同じくらいにとても弾きづらくなります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
左手の構えが正しくないとバイオリンの音階はとても弾きづらい。
音階はチューナーとにらめっこしながら行う
音階練習は正しい音程でやらないと意味がないです。
演奏は正しい音程で弾くことが大前提なのと、それを可能にするための音階練習だからです。
料理に例えるならば正しい調味料の配分を頭に叩き込む作業に似ています。
音程が狂った音階で演奏するとそれは狂った演奏になります。
そこで正しい音程で音階練習に必要になるのがチューナーです。
✔︎おすすめチューナー
楽器チューナー Lite by Piascore
plusadd,Inc無料posted withアプリーチ
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
チューナーアプリ無料版!音楽歴26年のわたしのおすすめアプリ
音階練習は正しい音程で行わないと上達の遠回りになる。
1stポジションの音階練習をする必要がある。
1stポジションの音階練習が重要。具体的な方法として下記を参照してください。
(高い音を安定させる)A線とE線の音階(イ長調)
✔︎イ長調音階楽譜PDFダウンロード
(中くらいの音を安定させる)D線とA線の音階
✔︎二長調音階楽譜PDFダウンロード
(低い音を安定させる)G線とD線の音階
✔︎ト長調音階楽譜PDFダウンロード
(低い音から高い音まで安定させる)G線とD線とA線とE線全部混ぜた音階
✔︎ト長調(G線〜E線まで)音階楽譜PDFダウンロード
(色んな調の曲に対応できるために)調を意識した音階練習をする。(各調の楽譜をダウンロードできます。)
自分の弾きたい曲を練習する前にその曲の調の音階練習をするのは必須です。
(調とは曲の印象を変える化粧のようなものです。明るい調だったら明るい曲になるし、暗い調だったら暗い曲になります。)
曲をマスターする期間が短縮できますし、出来栄えも音階練習をするのとしないのとでは雲泥の差がでます。
なので各調ごとの音階練習用の楽譜をこちらで用意しています。
曲を練習する前にその曲の調の音階練習をすることにより練習の効率アップ。
1stポジションは音階の基礎
たとえば、ケーキの最下層にはスポンジがあるじゃないですか。そのスポンジがしっかりしていなかったり美味しくないと、そのケーキは美味しいケーキではなくなります。
つまり、1stポジションの音階練習は音階の土台になるということです。
音階の土台を作るために1stポジションの音階を一生懸命にやる。
音階練習の積み重ねが演奏の質を上げる。
音階練習を積み上げるとどうなるか。
曲を弾くのがすごく楽になります。
楽になるので演奏の質が上がる。
なぜなら、すべての曲は音階をベースに曲を作っているからですね。
音階練習に慣れたらキラキラ星を試しに練習してみてください。
(音階練習をまだやっていないという方はこちら)
思ったよりも弾けたと思います。
数学を勉強する際に九九を言えた方が効率が良いのと同じように、曲を弾くには音階練習をした方が効率が良いことがわかって頂けたと思います。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【無料楽譜付き】バイオリンのきらきら星はどう練習をしたらいい!?
音階練習は曲の完成度を上げる。
1stポジションに慣れてきたらポジション移動の練習をしてみよう
1stポジションの曲に慣れてきたらポジションチェンジ(移動)の練習に移行します。
バイオリンには色んなポジションがあります。
たくさんのポジションを使って演奏しますね。
1stポジション専用の曲とか、3rdポジション専用の曲とかそんなのは存在しません。
ポジション間を行き来しながら弾く曲がたくさんあります。
すべての曲を網羅するためにポジションチェンジの練習をする必要があります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【バイオリン初心者に読んでほしい!】ポジションチェンジをスムーズにできるコツと練習方法
バイオリンの曲をなんでも弾けるようになるためにはポジションチェンジの練習が必要。
オススメ教則本
教則本は小野アンナ著の『バイオリン教本』がおすすめです。
とても見やすく、簡単な音階練習から上級者向けの物まですべてを
網羅している内容になります。
まとめ
この記事では音階練習の方法の中で主に1stポジションの練習方法を中心に解説しました。
音階練習は演奏をする上で必須です。
ぜひ今回の記事を参考にして頂ければと思います。
また、もっと効率的に音階練習を進めていきたいと思う方がいたら、音楽教室をオススメします。
バイオリンのすべてを体系的に学べるのでオススメです。
仲間も作りやすいですよ。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【2022年最新!】音楽教室おすすめ18社を徹底比較|人気な理由を解説
以上です!それではまたー!
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