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バイオリンを趣味で習う場合の費用は??
バイオリン始めるのにどのくらいお金かかる?
子供をプロにさせるための教育費は?
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以上の悩みに答えます。
(このサイトの運営者プロフィール:ねるね)
私がバイオリンを始める際に「バイオリンってお金持ちの趣味じゃないの?」って不安に思っていました。
実はバイオリンは趣味で始めるならお金は思ったよりも掛からず誰でも始められるんです。(クラシックのプロを目指すならお金はアホほどかかります。)
バイオリンは趣味でやる場合とプロになる場合とでかかる金額を明確にわけておくことはとても重要。
そこでこの記事ではズバリ以下のことを解説。
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22年前に大人からバイオリンを始めた私が実体験ベースで解説します。
・バイオリン初心者
・バイオリンを趣味で気楽にやりたい人
・バイオリンでプロになりたい人
この記事を読み終わった後には、バイオリンにかかる正確な金額がわかりバイオリンが自分にとって始められる楽器なのかがわかりますよ。
バイオリンにかかる金額について知りたい方は今すぐこの記事を読んでみてくださいね!
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一緒に見ていきましょう!
趣味でバイオリンを習う場合にかかる年間金額
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バイオリンってお金かかる趣味でしょ??
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それは半分本当で半分はウソ。
つまり、目的によってバイオリンにかかる金額は大きく変わってきます。
具体的には趣味でやる場合とプロを目指す場合とはかける金額は大きく変わってきます。
趣味でやる場合、どのくらいかかるかというと、
・初年度:256,800円
・2年目以降:120,000円(244,800円ー楽器代ーその他備品代)
2年目以降の費用は基本的に、レッスン代とメンテナンス代のみがかかります。
もちろん、楽器を買い替えたり、教則本をグレードアップしたりするとその都度費用はかかってきます。
趣味で具体的に必要なものとその費用
では、上記の項目をさらに深堀します。
具体的に何が必要で、それぞれの費用がどれくらいかかるか見ていきましょう。
いろいろと項目があって、最初は大変かもしれませんが、これらがあればバイオリンの演奏を楽しめます。
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でも、どうやってこれらを選べばいいのか迷いますよね。
楽器レッスン以外の各アイテムの選び方については、「バイオリンを始めるのに必要な物」で詳しく解説しています。
楽器レッスンの月謝相場について
楽器レッスンの相場は安くて10,000円、高くて15,000円です。
実際にアンケートをとった結果から割り出しました。
音楽界隈の皆さん、いつもアンケートに答えてくれて感謝です。
— ねるねブログ (@neruneblog) August 16, 2022
皆さんが受講してる楽器レッスンの月謝はいくらですか??
アンケート結果がいつもブログ記事作成に役立っています🐶
詳しくは『音楽教室の月謝相場を解説!130人にアンケート』を見てみてください。
レッスン回数によって月謝金額は変わる
また、レッスン回数によって月謝金額も変わってきます。
最適なレッスン回数は3回です。
こちらもアンケートを取りました。
みなさんの楽器レッスンの月のレッスン回数は何回ですか??
— ねるねブログ (@neruneblog) August 19, 2022
アンケート結果を元に、楽器初学者のレッスン選びの参考にしてもらえたらと思います!
音楽界隈の皆さん、協力頂けたら嬉しいです🐶
最適なレッスン回数を解説している『レッスン回数でコスパ良いのは何回?53人のアンケート』も合わせて見てみてください。
初心者が絶対に失敗しない音楽教室とは
失敗しない音楽教室の条件とは、「通いやすい教室かどうか」です。
いつもアンケートに答えてくれて、とてもとても感謝。
— ねるねブログ (@neruneblog) September 10, 2022
日々ブログ作りに役立っています。
あなたが音楽教室を選んだ時に一番優先したのはどれですか?
あなたが持つ音楽教室へのこだわりをコメントにも書いて頂けたら最高です。
また、日頃頑張っている音楽教師の方の意見も聞けたら嬉しい🐶
詳しくは、「音楽教室オススメ比較ランキング」をチェックしてください。
趣味でバイオリンでかかる金額を安く抑える方法
上記で趣味のバイオリンでかかる費用は、初年度で256,800円、2年目から120,000円くらいと書きました。
こっからさらに安く抑える方法はあるんでしょうか。
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あります。
方法としては、
下取り前提で良い楽器を選ぶ
良い楽器は売れるんです。
良い楽器は年季を重ねれば重ねるほど価値が上がっていくから。
イタリアにバイオリン製作のメッカの地があります。
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クレモナという土地
ここでの製作楽器は価値が高く下取りの際も高く売れる事が多い。
※注意点としては初心者が良い楽器を選ぶの至難のワザという事。
良い楽器を選ぶ方法としては、バイオリンのプロと一緒に楽器を選ぶ必要がある。
下取り前提で良い楽器を選ぶ
コスパの良い楽器を選ぶ
アマチュアは必ずしも高い楽器を買わなくても良いんですよ。
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バイオリン、高い楽器=良い楽器というわけではないから。
バイオリンの値段にはブランド料や輸送費、中間マージンなどが入るからです。(満足感のためだけに高い楽器を買うのは自由ですが自分に見合った楽器を買うことが大事。)
詳しくはこちらの記事を参照してくださいね。
バイオリン購入の値段はいくらがおすすめ?【初心者の選び方、失敗しないコツを解説】
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また、良い楽器は良い楽器に見合う技術が必要ですよ。
アマチュアは無理して高い楽器を買うと損する。
ネットの格安セット商品を使用
Amazonや楽天には驚くほど安いバイオリンも存在します。
安かろう悪かろうと思われがちですが、「初心者のお試しで」という事であれば十分アリです。
お試しであればAmazonや楽天の格安バイオリンもアリ。
チューナー(音を合わせる機械)や メトロノーム(リズムを刻む機械)は無料アプリを使用する
私がバイオリンを始めた22年前は、チューナーやメトロノームは機械は購入するのが当たり前でした。
ですが今の時代、無料で手に入ります。
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スマホのアプリで簡単に無料でダウンロード可能。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【ガチで無料!】バイオリンチューニングアプリおすすめ5選!歴21年の私が解説
【バイオリン初心者必見】本気でおすすめな無料メトロノームアプリ5選!【使い方解説】
レッスン代を下げる(or回数を減らす)
バイオリンレッスンは、月4回が理想ですがこれって趣味でやるにはかなりキツイです。
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バイオリンレッスンは月1回でもオッケー。
レッスンは課題を毎回与えられるんですが、その課題を1、2週間でこなすは実はしんどいんですよ。
プロを目指すならレッスン受けまくりが当たり前です。
ですが、趣味でバイオリンを行うなら、月2、3回のレッスンでも十分。
下記ではオススメの音楽教室18社を徹底比較しています。
音楽教室に興味のある方は見てみてくださいね。
【2022年最新!】音楽教室おすすめ18社を徹底比較|人気な理由を解説
ちなみに私はレッスンをどう受けてきたかというと、初心者の1年間基礎を習いました。
その後1年に1回ほどスポットで受ける程度で15年目くらいにまた1年間レッスンといった感じ。
バイオリンレッスンは月1回でもオッケー。
YouTubeなど動画で独学する
今は有益な情報が無料で手に入る時代です。
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YouTubeなどで無料で上質なレッスン動画が手に入ります。
私のオススメのレッスン動画を紹介しますね。
七海ひとみさんのレッスン動画です。
バイオリンの基礎が網羅的に勉強できてとてもオススメ。
無料で上質なレッスン動画が手に入る。
お金のかからないジャンルを練習する
お金をかけずにバイオリンを楽しめるジャンルとしてはアイリッシュフィドルがオススメ。
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アイルランドの民謡でアイリッシュ パブなどで演奏される音楽です。
クラシック音楽のような細かいテクニックよりも「ノリ」などが重視されるため、日本でも一部で人気のジャンルです。
映画「タイタニック」でもアイリッシュ音楽を奏てるシーンがあります。
アイリッシュフィドルについて詳しくはこちらの記事で。
お金をかけないジャンルならアイリッシュフィドルがオススメ。
子供から始める場合
子供からバイオリンを始める場合、成長に合わせてバイオリンを買い換える必要があります。
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理由は、バイオリンのサイズが合わないと弾きづらくなるため。
服のサイズを成長に合わせて替えていくのと同じ感じ。
問題とは、その分楽器代がかかるのがネック。
3歳から始めるとして多くて7回は買い換えます。
そんな時eysキッズ音楽教室では、入会すると、楽器を無料でプレゼントしてもらって成長に合わせて無料で楽器をサイズアップしてくれる制度があります。
詳しくはこちらで
【口コミを見ればわかる】eysキッズ音楽教室が子供にオススメできるという真実
プロのバイオリン奏者になるためにかかる金額
ここではプロになるために、幼少期からバイオリンを始める子供を例に解説します。
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プロになるためには莫大なお金がかかります。
プロになるためには楽器を高いものを必要とすることと、アホみたいに高いレッスンをずっと受け続けなくてはならないから。
お金がかかる項目は、
など。
これらをひっくるめてプロになるまで5,000万円ほどかかると言われています。
プロになるバイオリニストの多くは3才から始める事が多く、大学院卒業の24才までの21年間で5,000万円を割ると年間238万円。
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つまり、月間19万円の出費です。
日本人の年収の中央値が430万円。
手取り344万円で月の手取りが28万円です。
したがって日本の多くの家庭ではプロのバイオリニストを育てるのは不可能ということになります。
プロになるためにはお金がアホほどかかる。
バイオリンを子供に習わせるのに必要な年収は?
年収を逆算すると、
バイオリニストにかかる費用が年間238万円として単純に手取り分344万円をプラスすると、手取り582万円必要になります。
音大出てないバイオリニストっているの?
音大を出なくてもバイオリンで食べていける方法はたくさんあります。
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理由はプロといっても色んな定義があるからです。
教室を開けばプロとも言えるので、音大を出ていなくて音楽教室を開く人や、スタジオミュージシャンになる人もたくさんいます。
バイオリンYouTuberだっています。
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YouTuberだってバイオリンでお金を稼いでいるのでプロです。
音大を出なくてもバイオリンのプロになれる。
就職できるの?
バイオリン奏者として就職するのは狭き門です。
バイオリンを軸に音楽関係者として音楽の仕事をする事は比較的簡単。
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バイオリンで就職するためには主に以下の就職先があります。
奏者として
音楽関係者として、
・楽団のスタッフ
・音楽教室
・音楽の先生
・楽器販売店
・楽器メーカー
・一般会社
奏者として就職する場合、オーケストラの団員として入団する場合がほとんどです。
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ただしこれはとても狭き門
団員募集が限られているからです。
一般的には音楽関連の団体や会社、販売店に就職するか一般企業に就職する人がほとんどです。
上記で書いたように、プロになるためにかかるコストを考えたらとてもコスパ悪いような気がします。
バイオリン奏者としては就職は狭き門。
プロになるために始める年齢は?
プロのバイオリニストは一般的に3才〜5才までに始める人が多いです。
音楽をする上で最強の武器となる「絶対音感」が年齢が若ければ若いほど習得しやすいから。
絶対音階の特典は、
などの利点がある。
この2つはバイオリン演奏においてとても重要なんです。
補足としては大人から始めてプロになった方を何人も知っていますが少数派です。
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ちなみに私も大人からバイオリンを始めています。
プロになるためには一般的に3才〜5才までがオススメ。
才能の見極め方
バイオリンの才能で大事なことは、
この2点です。
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理由は、バイオリンの上達において練習の継続力は絶対必須だから。
楽器は毎日の積み重ねが大事。
都市伝説で、1日楽器の練習をサボると楽器の能力が3日分交代すると言われます。
バイオリンの才能について詳しくはこちらの記事でも解説しています。
バイオリンの才能がないと嘆いている方へ。【大人も子供も才能の有無は関係ない】
バイオリンの才能で大事な項目は「バイオリンが好きか」「自発的に練習をしているか」
バイオリンの値段の幅はすごい
バイオリンの値段ってピンからキリってもんじゃないくらい値段の幅があります。
安いものは5,000円くらいのものもありますし、現存のバイオリン最高額は、約30億円。
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じゃあ実際どのくらいの価格のもを買えばいいの??
目的別に適正な価格のバイオリンを購入する必要があります。
詳しくはこちらの記事で
バイオリン購入の値段はいくらがおすすめ?【初心者の選び方、失敗しないコツを解説】
バイオリンをやるメリット
バイオリンをやるメリットは
詳しくはこちら
【ゼロから】バイオリン始めたい!楽器の値段、音楽教室は?【大人で初心者向け】
まとめ
バイオリンはお金がかかるのかについて記事を書きました。
まとめ、
貧乏人の私がバイオリンを始めて人生変わった話
私は貧乏で何の取り柄もない凡人で勉強もスポーツもできないし女の子にはモテない友達もいない。そんな子供でした。
そんなときジブリの「耳を澄ませば」って映画を見たんです。
これ
主人公の女の子とバイオリン職人の男の子との恋愛話なんですがその男の子の誠司くんのバイオリンがめちゃめちゃかっこいいんです。
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バイオリン始めてみたい、、、
と思い、18才になってから、思い切ってバイオリンを始めてみました。
大人から始めても大丈夫かなと思いましたがね。
バイオリンは金持ちの趣味と思っていたんですが実際にバイオリンを始めてみると、お金は思ったよりもかからず、貧乏な私でもバイオリンを趣味にできました。
そして、バイオリンを始めたことで自分の世界は変わったんです。
バイオリンは自分の性格、人間関係全てを変えてくれました。
性格が明るくなって彼女もできましたし、友達もたくさんできたんです。
毎日が楽しくなって心からバイオリンを始めて良かったと思いました。
私はこの「ねるねブログ」を作ったのも多くの方にバイオリンに触れて欲しいそんな想いがあったからです。
バイオリンに少しでも興味のある方はバイオリンを始めてみてください。
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